八十八夜 (旧暦 閏弥生十一日)

『タイムスクープハンター』第四期が放送されているのですが。

 観ていて、物足りなさを感じています。
 つか、ぶっちゃけ「つまらん」と思いました。

 劣化してます?

 そこで気づいたことに(遅っ)。
 第三期が43分だったのに対し、第四期は30分番組なのですね。
 調べてみますと、第一期、第二期とも30分だったそうで。
 第三期のみ、特別扱いだったのですね。

 第一、二期を知りませんが。
 第四期に限っては、30分枠になったため、あまり濃い題材を取り扱えず、軽めのテーマになっているのでしょうか。
 毎回、取材時にトラブルが発生するのが、この番組の定石なのですが、その事件が薄すぎます。と言うか、テーマと無関係な事件をムリクリ組み合わせている印象です。
「屁負比丘尼」のときは、奴(やっこ)たちに因縁をつけられる。
「見せ物小屋」では、河童の特殊メイクのまま移動したため大騒ぎになる。
 どちらも、軸とは直接関係のない、言わば余計なトラブルです。脚本が無理に山場を作ろうとしているようで、白けます。
 第三期ではトラブルも取材対象と深く関わる事柄になっていましたからね。

 せっかく第三期で成長したものを、そこまで冷遇するくらいなら、四期はもう少し充電期間を置いたうえで45分枠での充実した内容を求めたいところです。