(旧暦 霜月十七日)

 園ちゃん怖い。
 低年齢層向けライダーで、あんなドロドロな情念を描いて、いいんですかー?(笑)





 メフィストさんの例を考えても。
 あいつらの耳に着けられてる“ワイヤレス・ヘッドホン”を引きはがせば、すべて解決するんじゃね?
 と思ったですよ。
 なんで誰も気づかないのかなぁ(爆)。





「救世主になれ」

「おまえなら世界を変えられるかもな」

 あんたら……子供に何背負わせようとしてんですか!?
『AGE』世界の大人たちには、ウッディ・マルデン大尉のお言葉を贈りたいと思います。

「思い上がるんじゃない、アムロくん。ガンダム一機の働きでマチルダが助けられたり戦争が勝てるなどというほど甘いものではないんだぞ」

 新装備スパローの超高機動性は、いいとしても。それを扱うパイロットへの負担は相当なもののはずです。トールギスに乗ったゼクス・マーキス特尉を思い出してほしい。ガンダムではないですが、ファースト・パック装着のバルキリーに乗った一条輝中尉を思い出してほしい。て言うか、ぶっつけ本番で使いこなせる代物じゃないと思うぞ、スパロー。
 尺の問題で詳細は端折る、と言うなら(つか、既に思いっきり、あれこれ端折ってますが……)。そもそも、三世代分の百年戦争を一気にやろうという『AGE』の企画そのものに無理がある、という結論になりますよ。
 やるなら、きっちりやる。きっちりできないなら、そもそもやらない。
 制作側の自分への甘えは、いけません。

 要するに。これ、「ガンダム」と思って観るから×なんですね。
 もっと低年齢層向けのスパロボ・アニメとして観れば、いいんでしょう。スパロボなら、何ら問題なく小学生とかがロボットに乗って闘ったり世界を救ったりしますからねぇ。もちろん小学生が大人を凌駕する体力知力を持っていることも、しばしば。

 MS群のデザインが良いだけに、もったいないなぁ。

 あと、個人的にはね。
 特攻の美化は、やめていただきたい。
 この点、古い作品ですがTV版『ゲッターロボ』最終回、武蔵の最期が巧みだったと思います。
 結果的に特攻になったものの、あれは本人の意志による特攻ではなく、周囲もそれを肯定はしませんでしたからね。