(旧暦 長月十七日)

 このところ、カスペ(KIS2011)の調子が良くありません。
 更新が満足にできない状況です。
 と言うか、さっき更新したはずなのに、また勝手に更新を開始(一日一回、時刻指定したうえでの自動更新にしています)、挙げ句の果てに更新中のまま固まる始末。orz
 やっとの思いで更新完了(更新画面でも更新完了のメッセージあり)したのに、次にPC立ち上げれば「更新がされていない」というイエロー・アラート……直前の更新が無かったことにされてますよ。orz

 これは、あれですか。
 ジャストシステムがカスペと手を切った影響なんですか?

 ぶっちゃけ、今までのトラブルに対する姿勢から、カスペの日本法人は信頼に値しないと考えています。
 トラブルの際に、まともな情報提供や対応をしてくださったのは、いつもジャストシステムでした。

 カスペは、7.0 の頃は本当に軽くて良いセキュリティ・ソフトだという印象だったのですが。
 8.0 である 2009 以降は、どんどん重たくなってきましたし。
 2010 以降に導入されたルートキットスキャンはPCの作動を酷く阻害します。2010 ではこの機能、切ることができなくて大顰蹙でしたよね。
 2011 ではルートキットスキャンをユーザーの側で OFF にもできますが。その代わり(?)、設定画面等々でまったく内容の確認ができない意味不明なスキャンを長時間やってくれます。某掲示板でも「謎のスキャン」と言われていたりします。これが実行されていると本当に重い。しかも何物だか判らず切ることもできず。
 まったく、今のカスペはPCの妨害アプリか!? と叫びたくなるほどですよ(涙)。

 いいかげん辟易していたところに、今度は更新エラー続きと来ました。
 頑張っても 98%のところで固まってしまいます。何度かOSを再起動することで乗り切っている状況ですよ。(;^_^A

 実のところ、この数ヶ月、Windows Update がヒトミちゃんPに限って失敗続きなのも、カスペに原因の一端があるんじゃないのか、と疑っています(て言うか実際、試しにカスペを停止してみたところ、すんなり成功しましたから……)。
 日頃の行いがよろしくないと、何か起こるたびに容疑者扱いされるのは、ガチな展開ですよね(苦笑)。

 たしかに、カスペを入れているのはヒトミちゃんP、今となっては旧型である Celeron M 搭載のマシンです。
 ただ、それを考慮しても、更新が固まるというのは納得いきません。

 ライセンスがまだ250日も残ってますが……250日もの長期間、こんなストレス環境下でヒトミちゃんPを使うというのも厳しい気がします(まあ、今はサブ機の立ち位置ですが)。

 うがった見かたをあえてしますと。
「2012 が公開されたのだから、2011 など使うな」というのがカスペの本音であり、よって 2011 は、もはやまともに動かない、とか(爆)。
 まあ、それはさすがにないとは思いますがね。
 だた、思い出すと、以前にもこんな感じの不具合があって、嫌々ながら新 ver. にアップデートしたんですよね。そもそも私は、セキュリティ・ソフトについては、不具合をなるべく回避する意味でギリギリまで ver. アップをしない主義ですから。

 とすると、今の状況も 2012 へと促す目的で?
 まさかねー。

 サブ機ということで、乗り換えるならフリーのやつにしますよ、もう。

 
 ちなみに、現在の主砲であるヒトミPPでは、プリインストールされていたノートン先生の体験版を市販パッケージ封入のコードで製品化して使っています。
 プリインストールされていた分、他のアプリたちとのバランスは取れていると思ったので、そのまま使っている次第です。
 これもまあ、すでに出ている新 ver. へのアップデートには個人的な不安がありますがね(苦笑)。

 ついでに言っておきますと。
 ノートン先生にしろカスペ博士にしろ、体験版を入れたからと言って、購入や有料更新にオンライン版や製品化キー、更新キーを選んだら損しますよ。
 ここはパッケージを買って、その中に入っているキーを使うのが最も経済的です(もちろん店選びは必須ですが、通販で充分ですから♪)。万一のときには、パッケージのディスクから入れ直しもできますしね。