望、芭蕉忌 (旧暦 長月十六日)

 十三夜の月は薄雲に隠れて充分に鑑賞できませんでしたが。
 今夜の望月は、夕刻が空気の関係でか不気味に橙色、夜も更けると見事に輝いています。

 月というのは本当に表情豊かな天体ですね。
 見た目の大きさが、そうさせるのか。
 美しいだけでなく、古来より妖しきものとしても扱われてきましたし(TAROT カードなどに顕著)。

 

 さて。
 枕を天体ネタにしましての本題です。


 ©しきしまふげん

 はやぶさたん

 そこ。
 笑うでない。

 アオシマ文化教材社の「擬人化フィギュア はやぶさたん(第20号科学衛星 MUSES-Cイトカワver.」。
 去年に購入したものです。

 はやぶさたん

 身長(笑)は7cm程度の小さな品です。
 そのわりに、やたら高かったので買うのをためらっていましたが、某巨大通販サイトで半額以下になってたときにポチりました(値の上下を追跡してたんかい)。

 はやぶさたん

 手に下げているのは、もちろん例のカプセルです♪

 はやぶさたん

 推進エンジンとソーラ・パネル。
 このサイズで、ここまでやってくれれば充分です。

 はやぶさたん

 アニメにもなり、映画にもなった、はやぶさですが。
 むしろ、この、はやぶさたんを主人公にすれば、お涙頂戴な作品ができると思うのは私だけでしょうか?
 こんな娘が、たった独りで大宇宙をさまよいながらも、決して絶望することなく飛び続け、やっとの想いで帰還、そして燃え尽きるんですよ。
 感動じゃありませんか!

 はやぶさたん

 はやぶさたんの命綱ですね。

 はやぶさたん

イトカワver.」という名の由来が、これ。
 ふざけてます(爆)。

 はやぶさたん

 ネーム・プレートに塗装がないのは残念ですね。
 そのうち文字に銀でも塗ってやろうと思いつつ……(汗)。

 実は、この商品。
 パッケージ台紙のデザイン画が、かなり良いのですよ。

 他に「オカエリナサイver.」も、あります。
 どこかで聞いたような名ですが。

 正直、定価では高すぎると思います。
 ですが、もしも安値で見つかれば、置き場所もさほど取らないので、一つ手元にあってもよろしいのではないかと。