(旧暦 葉月五日)

 タクト、ジェンマ、ベルーガ
 と聞いて判る人なら判る。
 その昔、スクーター復興の鍵となった原付三車種。

 中でもタクトのフルマーク。今さらに欲しくなるわー。あのサイド・トランクが、わりとチョイ用事に役立ちそうで。
 後ろの荷台に嵩張るトランク外付けするのは何かダサいし。フルマークのカウルと一体化した薄ぅいトランクが良いんだよねー。

(旧暦 葉月四日)

 月刊誌『旅の手帖』が何気に好きです。事情により今は日帰りの忙しい旅しかできない身の上ゆえ、これで“飢え”をしのぐのです(苦笑)。まあ、たいがいは行きつけの所で待ち時間に読むだけなんですが(再苦笑)。
 で、先月つまり8月号の特集が観光列車と妖怪の二本立て(だから珍しく買った♪)。
 紹介されている中で実際に乗ったことのあるのは、群馬は高崎と水上を往復するSL列車のみ。記事では C61 が牽引とありますね。妖之佑が乗ったのは D51 が牽引してました。あれから随分と年数経ちますから、そりゃ選手交代もあるか。
 そして妖怪特集の記事も面白かった。各ご当地の妖怪には、まだまだ知らない存在が多いのですね。徳島に、あんな色々な妖怪がいるとは思いもしませんでした。祖谷はNHK『ふるさとの伝承』のレギュラー地域みたいなものでしたから、行けるものなら行きたいと思い続けてきた土地です。これで、ますます行きたい気持ちが強まります。困ったことに。(;^_^A
 中でも最強のご当地と言えば境港。ここも行ってみたいですね。そう言えば、境港で最強の人間「スナイパー庄司」は対妖怪戦で三戦二勝一敗でしたっけ。これ、けっこうな勝率では? しかも負けた蟹坊主相手にも、かなり善戦したし(笑)。
 そのうち、のーんびりした旅行を楽しめるといいなぁ。とは言え、その頃は、むしろ諸事情で、さらに日帰りすら行けなくなる可能性のほうが高い……。orz



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『旅の手帖』8月号を背景に。かつてSLみなかみに乗ったときに頂いた切符を模した記念証明書と、客車ごとのジャンケン大会で何故か勝ち残ってしまって貰えたストラップ。
 このときは降りた高崎駅でコインロッカーが使えず東京駅でも同様のうえ手荷物預かり所が長蛇の列で(某国際会議開催が理由と思われ)、予定あれこれを断念、そのまま泣く泣く帰りの新幹線に乗ったのを今、思い出した! 高崎白衣大観音も楽しみにしてたのにー(涙)。

二百十日 (旧暦 葉月三日)

 第一話で自転車。
 の主役というと良太郎とソウゴですな。他にもいそうだけど、まあいいや。

 寄席でなく遊園地で頑張る、むわったく売れない芸人。
 同じテレ朝の、常時欠食状態でファンが一人だけの自称「超売れっ子(巨乳の)美人マジシャン」山田を思い出すなあ。

 ヒューマギアなるアンドロイドが社会に完全に浸透した世の中……これはアシモフの古典SF『I, Robot』に始まる一連のSF作品に多々見られる、いわばテンプレ。平成ライダーで言えば、ロイミュードが、まさにそれ。
 まあ、正常に社会の一員として活動している個体をハッキングして怪人や戦闘員として取り込むのは、少し目新しいか……あ、いや、OVA『バブルガム・クラッシュ』でやってたな。
 て言うか、令和の物語じゃねーだろ、あの進みすぎた技術! ……それ言うと、ロイミュードとかもなんだけど、あっちは何と言うかマッド・サイエンティストによる怪奇な発明ゆえ黒魔術的なイメージがあるから、SF考証の真面目なツッコミをギリギリかわせるんだよね。

 仮面ライダーが社長というのも実は珍しくなく。
 高見沢逸郎@ベルデは巨大企業グループの総帥。佐野満@インペラーは父親の会社を継いだ(すぐ後にミラーワールドで消滅したけどね)。登太牙@サガはファンガイヤで構成される巨大企業の社長。アラン@ネクロムは社長どころか王子様だな。檀黎斗@ゲンムは言うまでもなく♪ 猿渡一海@グリスは農場経営者だから実質的な社長と言える(中小企業だろうけどね)。
 ただ主役ライダーでは初ですか。でも、これって、ほぼ『アイアンマン』じゃね?

 召喚した奴をライダー自ら着込むのは、すぐ前の「アーマータイム」そのもの。ゴーストの英霊も近いな。

 対ヒューマギア専門と思しき部隊の切り込み隊長も、平成ライダーにありがち。あきらかに主人公と対立するフラグを束で立ててますからね。
 ライドベンダー隊の後藤ちゃんとか、G3ユニットと関わり続ける北條刑事とか、風都に赴任してきた照井竜とか、とかとかとか。

 あの廃墟は、まるでヒューマノイズによって絶滅しかかっている人類の居住エリアだな。
 ゼロワンがリンクする人工衛星はレント@キカイが充電する人工衛星と被る。まあ、軌道衛星との電脳リンクはサイバーパンクに必須ですけどね。

 主役の足をあれこれ引っ張りそうな副社長は、たぶん大杉先生と似たもの同士。

 とどめとして。
 あの秘書、スマートレディにしか見えないんだが?

 というわけで、悪いが。
 第一話を観た限りでは、すべて借り物にしか見えない。まあ、じきに慣れるでしょうけど。
 いや、むしろわざとかもしれんな。令和初ということで平成のあちこちから借り物競走した?

 にしても、きんに君の使い捨てはともかく(元々が良心のあるヒューマギアなだけに遊園地スタッフともども破壊は可哀相だったな)。
 冒頭に西岡さんが出てきて「おおっ!」となったのに、まさか故人の役だったとはね。贅沢なキャスティングを(いや、下手にレギュラーにしたら出演料だけで予算喰いまくるか……)。

 ゼロワンドライバーの組み立てシーンでノン子さんの声が聞こえたときに「うわっ、これヤバいシステムじゃね?」と思ってしまったのは妖之佑だけではないはず(笑)。





 ビニール傘って、よくできてて、あれを使い捨てるのは良心が痛む。
 つーか、安価だから不意の雨降りに買いやすいけど、断じて「使い捨て」じゃねーよな。使い捨て級の安物ビニール素材なら、すぐにカチカチのゴリゴリになって裂けるか破れるかするよ。あんな柔軟性ないよ。
 安いからとビニール傘を買っては捨て買っては捨てやってる連中には貯金など無理。いつまで経っても裕福にはならんだろ。だから無視しろ気にすんな。そう唐傘のヤツに言ってやりたい。
 ねずみ男付喪神たちをそそのかして通販詐欺やったときと同じテーマと言ってよさそうですね。今の日本、断捨離なる変な宗教ばかり流行って、古来からある「もったいない」精神は、どこに行ったのやら……。
「みんなやってることだろ」は言い訳にならない。なら「みんながゾンビになったら、おまえもなるのかよ?」という幼稚園級の会話になっちまう。万引きや煽り運転もだけど、やるのは本人の意志であり本人の責任。断じて他人のせいにしてはダメ。まずは、そこからだな。妖怪に比べて人間は本当に民度が低くて……。
 久々に声付き大家さんを観られて嬉しかったのだ♪

二日灸 (旧暦 葉月二日)

 マジかっ!?

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1908/30/news127.html

有識者」ってのは「ウマシカ」と読むんですかね。
 損得勘定なんて誰でもできる。別に知識人でなくてもバカでもアホでも判ることです。
 この決定は、インフラとしての中波の実力をまったく理解していない、あるいは意図的に無視していることの顕れです。

 放送法によって、NHKだけは中波で放送する義務があるので当面、絶滅は避けられるでしょうが。
 これも法改正で、どうとでもなる。政治家もバカばっかだから、採算だけを理由に中波の完全廃止すら、ありえますね。
 困ったもんだ。

 ったく、ウチ、本当にFMが入りにくいんだよ。中波ならガンガン入るんだよ。
 近距離ですら届きにくい電波を優先して、遠方にも届きやすい電波を捨てる。愚か者の考えることやることは本当に迷惑で腹立ちます。

 は? radiko
 ネットだって場合によっては広域ダウンするし、そもそも“受信機”の構造が複雑な時点でインフラとしては脆弱。
 いざというときの鉱石ラジオの底力をナメんなよ!

朔、八朔、穂掛け、三隣亡 (旧暦 葉月朔日)

 おー、これを持ってきましたか。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190828-00010552-besttimes-life

 渋いチョイスですな♪



 銃器に触れる機会の非常に少ない日本における銃器好きが憧れる拳銃となると、やれピースメーカーだのマグナムだのパイソンだのブラックホークだのモーゼルだのワルサーだのガバだのデザートイーグルだのと、大型に走る傾向があるように思います。そう言っている妖之佑自身、元はそうでしたから(笑)。
 これは映画やアニメなど映像作品の影響も大きいでしょうし(『ダーティー・ハリー』は本家である U.S.A. でも影響すごくて、M29 のバカ売れでS&Wはウハウハだったらしい♪)、あるいは車やバイクへの想いがそうであるように「でっかいことはいいことだ」的な嗜好なのかもしれません。

 が、少し想像力を働かせて、「もしも実際に自分の命を預ける相棒」として選ぶなら、どうでしょ。
 プロレスラー体型は例外として、欧米人に比べれば小柄な日本人が大型拳銃を使いこなせるものかどうか。ハリー・キャラハン刑事が愛用する M29 はアメリカ人の手にもデカすぎると聞きます(劇中でも「馬鹿でかい」という描写が何度も出てきてましたよね)。
 第二次大戦で活躍したガバや独逸軍の名銃たち、そして戦後のS&Wやコルトを始めとした大型拳銃たちも、軍服着た兵隊さんや制服警官が腰に吊るには問題ありませんが、私服警官が職務中に携行する、あるいはスパイやギャングがスーツの下に隠す、もしくは一般市民が護身用に持ち歩く(これは U.S.A. でも違法)、などなどの用途では、大型拳銃は大きすぎて嵩張りますし走るのに邪魔です(たぶん)。
 実際、FBIが捜査官に持たせる拳銃は、かつてのリボルバーも今のオートも、同型の中から小柄なものを選ぶか、いわゆる「FBIスペシャル」と呼ばれる特注品にするか。可能ならチーフ・スペシャル並みの小ささがいいんでしょうが、さすがに威力面で……ね。
 日本警察のニュー・ナンブやサクラも、見た目の格好悪さに反して日本人警察官の手には、しっくり馴染むのでしょう、あの小さめのグリップが。
 ルパンたちが、あんな軽快な服装の下に P38 やコンバット・マグナムを隠し持って自在に走ったり飛び回ったりできるのはアニメだから可能なことです。比べると、ベレッタM1919 やワルサーPPK を使っていたジェームズ・ボンドは架空の人物ながらプロフェッショナルな選択だったと言えます。
ルパン三世』で唯一、プロっぽいのは峰不二子となりますね。彼女が↑の M1934 か M1935 を選んでくれていたら完璧だったかもしれません。

 要するに、特に強い威力を必要とするケース(鉄ドアぶち抜くとか、突進してくるハート様を止めるとか、ゾンビの大群を一掃するとか)は別として、日本人には大型でなく中型拳銃こそがベストマッチだと思うわけです。
 その中型の代表格をいくつか挙げるなら、↑の M1934 の他には、M1910 、PP の系列……などなど、いろいろあって選ぶのが楽しいワケ♪(こういう妄想が楽しくないわけなかろーが)

 FN M1910 は名人、ジョン・M・ブラウニングの設計した銃ですが、個人的には不満な部分もあります。
 マガジン・キャッチが底にあって、片手ではマガジンをリリースできないという。何より、ストライカー式のシングル・アクションというだけでも実用としては、妖之佑なら敬遠しますね(苦笑)。いえ、そこはブラウニングの仕事ですから、ぬかりは無いんですよ。左側にあるサム・セフティ、グリップ後方にあるグリップ・セフティ、そしてマガジンを抜いたときにグリップ・セフティを固定するマガジン・セフティという三重構成は、ブラウニングが現場のことを考えて設計した証しだと思います。でも精神的に何かヤだ(笑)。ハンマーが外側にあって見えるほうが安心できる。
 不二子がこれを選んだのは、きっと服やバッグに引っかからないスリム&なだらかなデザインが理由じゃないかな。実際、見た目に、これほどに“スレンダー美人”な拳銃は、なかなかありませんよ。むさ苦しい男兵士とか、超マッチョな女レスラーとかが、これを握るのは許せないな(笑)。細身のオネエならギリギリ許す(爆)。
 なお、「FN」とは「エルスタル国営兵器製造所」の略称で、要はベルギー王国の国営会社です(現在は国営企業の子会社だそうだけど似たようなもんだろ)。言うまでもなく「ブラウニング」は技師個人の名前ね。

 ワルサーPP の系列ならハンマー外装なうえにダブル・アクション、装填表示ピンなど、P38 同様の機構があり、マガジン・キャッチもグリップ握ったまま親指一本で操作できるとあって(逆に、P38 のマガジン・キャッチは底にあるというトンデモな罠!)、妖之佑の精神衛生上も○なのですが、んー……イマイチ? サム・セフティがスライドにあって、下ろして安全、上げて発射というのが気に喰わない。親指の動きがサ、不自然になるんだよね。セフティ動作が同時にハンマー・デコッキングを兼ねるのも気持ち悪いし(P38 も同様の理由で実は苦手)。
 PP の銃身を少し短くして全長を、装填数を一発減らすことで全高を、それぞれ縮めて小型サイズ化したものが PPK 。この小型化が、当時も今も世界一身勝手な保護貿易政策を取り続ける U.S.A. の輸入規制に触れて米向け輸出ができなくなるという事態に(「コンパクトな拳銃は輸入禁止」というテロ対策をタテマエとした、実は国内メーカー保護が目的の規制。米国内では引き続き極小の拳銃も製造販売OKだったから笑える)。その対策としてワルサー社が取ったのが、PP のフレームに PPK のバレルとスライドを組み合わせるという苦肉の策。全長は短いままだが、全高が伸びたことで規制をクリアできたという(ここらがアバウトなアメリカンだよなー♪)。それが、日本でも有名な PPK/S 。もっとも、この PPK/S 、最終的には U.S.A. のメーカーにライセンス生産させることで、ワルサー社としても商売成立したため、ホワイトハウスが頑張って貿易対策する必要もなかったという結果論。ただ、この短くて背の高いバランスは案外と撃ち手に好評だったそうで、北米では PPK/S がダントツ人気という皮肉な結果に。
 ちなみに、「PP」は「ポリツァイ・ピストーレ(警察官用拳銃)」の、「PPK」は「ポリツァイ・ピストーレ・クリミナル(私服警察官用拳銃)」の、それぞれ略。「S」は何だろうね? 知らないです。

 これまたブラウニングが設計したコルトM1903 と M1908 も見逃せません。
 とは言え、FN の M1910 より古い銃なので、そりゃー問題点ありますよ。引っかかりをなくす目的でハンマー内装式にしたことで、かえって不便になるという罠。せめて装填表示があれば良かったんだけど、それも無し。しかも、前期型にはセフティが一切なかったという、後のブラウニングでは考えられない穴だらけの設計。後期型で追加された安全装置は、当時としての、それなりレベル?
 でも当時の需要を満たしたために売れたそうで。デザイン的にも魅力ある銃の一つではあります。はひ。

 そして戦後に登場した中型拳銃の中で個人的な注目が、ベレッタ 84 。これと、81 とが妖之佑的には、かなりいけてる。
 M1934 同様に、外装ハンマー、前部解放型のスライドとベレッタの伝統を引き継ぎ(後の 92 にも受け継がれるが、スライドの形状は9mmパラの威力にとっては逆に弱点となってしまうことに……)、さらにダブル・アクション機構と、左右どちらでも操作できるアンビ・セフティ(上げてロック、下げて解除の理想的動作)がフレームに装備され、超おまけとしてマガジンのダブル・カァラム化による装弾数大幅増量と、ほぼ言うことなし!
 あえて難点を挙げるとするなら軽合金製という一点くらいかと。ただ、それも .32ACP(7.65mmブラウニング)や .380ACP(9mmショート)を使う分には、そこまでリスキーでもない。中型拳銃が非力ゆえの利点ですね。

 80年代に大型軍用拳銃でいきなり銃器界に殴り込みをかけたグロック社が Glock 17 を小型化・小口径化・簡略化した Glock 25 は正直、取り立てる特徴もないからなぁ……。

 他にも、マウザーHSc とか、SIG/SAUER P230 とか、中型自動拳銃も層が厚いんですけどね。南部式小型も(モデルガンを触る限りでは)中型拳銃だと思いますし。
 でも、ほとんど知らない事だらけで。(;^_^A



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 左から「マルシン ブローニングM1910」「マルシン ワルサーPPK/S」「マルシン ベレッタM84」。すべて樹脂製モデルガン。

 CMCもコクサイもハドソンもMGCもマルゴーすらも消えてしまい、数々の規制を乗り越えてきた中で唯一、生き残っている老舗メーカーとなってしまったマルシン(いや、タナカは規制後の登場だし、現在のウエスタンアームズはガスガンだけの会社だからサ)。公式サイトを拝見すると種類は減ったものの、今でもモデルガンの製造販売を続けてくださっており、ファンには尊い存在ですね。
 M1910 はコクサイも金属風の塗装を施したプラ製品を出してましたが、あちらはグリップに「BROWNING」と記された北米仕様。一方こちら、マルシンのは「FN」の花文字が入った生粋のベルギー仕様となっています。なので、こっちを選んだ。不二子のも、こっちのはずだしね♪ いちおうの口径は9mmショート。HW(ヘビーウェイト)樹脂の組み立てキットです。HW樹脂は見た目に金属っぽい感じがあって◎なのです。
 PPK/S はウエスタンアームズが出してました(もちろんプラ製)。で、あちらは9mmショート口径の設定でスライドに「INTERARMS」と「米」な感じの刻印が。これは当時、U.S.A. におけるワルサー製品の正規輸入代理店であるインターアームス社のロゴであり、要は北米仕様。推測ではありますが、同じく北米仕様を模型化したコクサイ M1910 とともに当時、月刊『Gun』のレポーターをしておられたイチロー・ナガタ氏の私物から採寸したのではないかと思われます。一方、このマルシンは、もちろんワルサー本家の仕様で口径は 7.65mm 。ただ残念なことに、妖之佑のはマルシンがワルサーから許可を受ける前の物で、スライドやグリップにあるロゴが「WALTHER」でなく「MARUSHIN」となっています(涙)。これもHW樹脂の組み立てキット。マルシンのキットは本当に組み立てやすいです(例外はウジ。あれは、めんどかったー)。
 M84 はABS樹脂製で、↑の二つより随分と前の品と思われます。「思われます」と言うのは中古を買ったから。なのでカートリッジが無く装填も排莢も楽しめません。ただ、それでも握った感触はダブル・カァラムの太さが丁度良く、中型なのに心強い気がします。セフティの構造も PPK/S より親指に優しいですし、このモデルガンを手にしたことで、妖之佑のメイン・ウェポン(仮想)は、これだなと確信しました♪

素人が勝手に言う事ですから。

 毎年毎年、九州北部ではテンプレのように深刻な水害が発生しますよね。
 これ、もちろん天災ではありますが、ある意味では人災だと言いたいです。つまり、土地の弱点を長年に渡り放置し続けている行政の怠慢という罪。
 なんで抜本的な対策を取らないのか、水害のニュースを観るたびに疑問です。あの「どげんかせんといかん」な宮崎県知事も、けっきょく水害対策は、どげんもせんかった。
 しまいにゃ勘ぐりたくなりますよ。水害対策なんてもんは、やっても己の懐が膨らまないから、やりたくないんだろ? って。
 そもそも土地が地理的に水害に弱いという大前提があるのですから、対策は大規模なものになるでしょう。つまり、たかが一人の知事ごときの任期で済む課題ではないんですよ。もっと長期スパンで取り組むべき問題。
 徳川幕府なんて、湿地帯である武藏國を数十年単位の治水作事で改良したじゃありませんか、地形まで変えて。チョンマゲ結ってて人力しかなかったご先祖にできて、土木機械いっぱい持ってる現代人ができないなんて恥ですよ。
 て言うか、やればできるはずです。ダム建設とかモロ数十年の計画ですし、長良川河口堰や諫早湾のギロチンなんて、ダムよりも短期間で完成しているはず。
 水害地域では、今すぐに対策を開始するべきだと、つくづく思います。
 あとは政治家のやる気次第でしょうし、地元の人たちも、そういう人を選ぶべきなんじゃないかな。
 そうなれば土地計画の根本的見直しになって、家によっては立ち退きというケースもあるかもしれません。そこは行政がきちんと柔軟に丁寧に親切に対応して、地域全体の改良へ向けて動かないと。
 自分の任期期間中のことしか頭にないような知事とかにはできないだろうし、そんな指導者など不要だと思います。
 自治体の予算枠で無理というなら、そこは政府の出番でしょう。日本政府には日本国民の生活を守る義務がありますからね。
 それとも「家康は偉大だったなあ」で終わらせますか? 政治家さんたち?

(旧暦 葉月廿九日)

 やっぱり苦労と言うか努力を重ねてきた人の言葉は違いますね。

https://lineblog.me/kageki_neko/archives/13233580.html
志茂田景樹さんの公式ブログ)

「懸賞小説の闇」と表現しておられますが、これは「人の心が持つ闇」そのものでしょう。
 強烈な自己肯定・自己正当化と、そこから来る承認欲求、そして思い違いによる妬み嫉み猜疑心。端からすれば迷惑以外の何物でもない。

 別に小説に限らず、落選したのには理由があります。
 質的なレベルが足りなかった、レベルはそこそこあったが競合した相手のほうが上だった、あるいは、そもそも応募規約を守っていなかった、などなど。
 なので落選したら「ダメだったか」と思い「自分には何が足りなかったのか」とか「自分には無理だ諦めよう」とか考えるのが普通の精神。なのに、↑の輩は「選考がまちがっている」と考えてしまう。あきれるほどの自信家です。もうサイコパスのレベルですね。
 人間の脳味噌なんてのは、それこそ神が降臨したかのごとき聖遺物級でもない限りは皆、出来は同じです。たいした差などないドングリの背比べ。なので「これは凄い。天才的アイデアだ。誰にも思いつかないぞ」と自身満々でも、世の中には同じことを思いついた人など三桁いえ四桁あるいはそれ以上います。妖之佑は下読みの経験なんぞございませんが、たぶん下読みさんは、それこそ何十作品も同じ設定と同じ展開の金太郎飴な応募作群を延々と読まされていることだろうと同情とともに推測します。
 受賞できるのは、そんなワラワラいる中で少しだけ突出している、あるいは選考者の琴線にたまたま触れた、てな程度なんだろうと思います。
 だからね、似た作品があっても、それは盗作じゃなくて、ネタ被りなだけなんですよ。
 仮に盗作でデビューできたとして、そいつは二作目以降をどうするというのか? 実力がないんだから絶対にボロが出ますからね。それとも二作目も盗作するかい? それ繰り返してたら、やっぱりバレますよ、「本人の作風が見えてこない」と。まさか「変幻自在の超器用な作家」とは言われんだろ(笑)。
 だから、たまたまネタが合致したとしても、「盗まれた」と考えるだけ時間の無駄です。まして抗議するなど阿呆らしい。それより次作に取り組め。そいつが本当に盗作野郎なら、すぐに消えるから。

 なのに、サイコパスどもは自分に絶対の自信を持っており、思い通りにいかないのは「どう考えても、おまえらが悪い」という思考から離れようとしない。
 こんなガイキチどもの中の極端な一人によって命を奪われた人たちは、さぞ無念だったことと思います。



 犠牲者のかたがたの実名が公表されましたが、著名作品でお馴染みのお名前が多々……。
 あらためて、きついな。