素人が勝手に言う事ですから。

 毎年毎年、九州北部ではテンプレのように深刻な水害が発生しますよね。
 これ、もちろん天災ではありますが、ある意味では人災だと言いたいです。つまり、土地の弱点を長年に渡り放置し続けている行政の怠慢という罪。
 なんで抜本的な対策を取らないのか、水害のニュースを観るたびに疑問です。あの「どげんかせんといかん」な宮崎県知事も、けっきょく水害対策は、どげんもせんかった。
 しまいにゃ勘ぐりたくなりますよ。水害対策なんてもんは、やっても己の懐が膨らまないから、やりたくないんだろ? って。
 そもそも土地が地理的に水害に弱いという大前提があるのですから、対策は大規模なものになるでしょう。つまり、たかが一人の知事ごときの任期で済む課題ではないんですよ。もっと長期スパンで取り組むべき問題。
 徳川幕府なんて、湿地帯である武藏國を数十年単位の治水作事で改良したじゃありませんか、地形まで変えて。チョンマゲ結ってて人力しかなかったご先祖にできて、土木機械いっぱい持ってる現代人ができないなんて恥ですよ。
 て言うか、やればできるはずです。ダム建設とかモロ数十年の計画ですし、長良川河口堰や諫早湾のギロチンなんて、ダムよりも短期間で完成しているはず。
 水害地域では、今すぐに対策を開始するべきだと、つくづく思います。
 あとは政治家のやる気次第でしょうし、地元の人たちも、そういう人を選ぶべきなんじゃないかな。
 そうなれば土地計画の根本的見直しになって、家によっては立ち退きというケースもあるかもしれません。そこは行政がきちんと柔軟に丁寧に親切に対応して、地域全体の改良へ向けて動かないと。
 自分の任期期間中のことしか頭にないような知事とかにはできないだろうし、そんな指導者など不要だと思います。
 自治体の予算枠で無理というなら、そこは政府の出番でしょう。日本政府には日本国民の生活を守る義務がありますからね。
 それとも「家康は偉大だったなあ」で終わらせますか? 政治家さんたち?