「信頼できる友人」というフレーズが、ちょいと引っかかったので。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b9e87189f3188a7cbe2b40a4948248f195f6f4
この記事から日本人は「友人が専門職だと、あれこれ助けてくれそうでお得だ」と解釈しがちですが、それたぶん違う。
以前に、こんな小話を聞いたことがあります。
とある日本人ビジネスマンが仕事で長期渡米、そこで何人もの友人もできたある日のこと。
朝から体調が悪く、それでも休めず仕事。出先で友人の医師にたまたま出会ったので立ち話ついでに相談すると「ちゃんと休んで病院で診てもらったほうがいい」との返事。この間、ほんの数分。
後日、その友人から診察費の請求書が届き、びっくり。
「え雑談だったのに何で? おかしくねこれ?」と悩みつつ仕事の出先で、たまたま友人の弁護士に出会ったので立ち話ついでに相談すると「それは支払うべきだ」との返事。この間、ほんの数分。
後日、その友人から法律相談料の請求書が届き、またびっくり。
というお話です。
このシーン、日本人だと「友だちだから」とタダで相談しがちですが、プロ相手に失礼ぶっこいてるんですよね。プロのイラストレーターの友人に「絵描いて」とおねだりしときながら、袋菓子ひとつしか出さないみたいなものです。さすがに、友人の大工に家建ててもらって支払わないってコトは、ないですけどね(笑)。でも、物理的でないサービスに対して、日本人は鈍感です。
そのあたり、契約書が優先する欧米人には通用しません。友情は友情、仕事は仕事。きっちり区別するようです。
記事の「信頼できる友人として重要視」ってのは、その人のプロとしての資質が判っている、という状況に過ぎません。
要するに、依頼先探しから始めなくて済む、って程度のこと。
勘違いしないほうがいいと思うですよ。