型式から判ること。
SP311
CSP311
この二つを見比べれば、同系列だと容易に想像がつきます。
上は、ダットサン フェアレディ1600 。
下は、ニッサン シルビア(初代)。
簡単に言えば、オープンなフェアレディに屋根を付けたらシルビアになる、ということ。
要するに、プラットフォームは同じなんですよね、この二車種。フェアレディに比べて、手作りボディと内装にも凝ったシルビアは当時も今も価格がハンパないですが。
でも、エンジンは同じR型。直4 OHV 1600cc にSUキャブのツイン。OHV とは言え、かなりのオーバー・スクエアゆえ高回転向きなので、スポーツ車用に作られたエンジンだと思われ。
これに加えて DR411(SSS としては初代でもある、二代目ブルーバードの SSS)も、実はお仲間。
プラットフォームは別モノですが、エンジンが同じなんですわ。さすが「SSS」を名乗るだけのことはある。
つまるところ。
オープンのフェアレディ、クーペのシルビア、セダンのブルSSS という、R型エンジンを軸とした三タイプの車を展開していたわけです(これら以外は、R型を積んでいない)。
この三台が家に揃っていれば、たいていのことは間に合う。
うん。
夢ですね。
叶わぬ夢。