下弦 (旧暦 文月廿三日)

 GT-R が一千万〜二千万円。
 フェアレディZが六百万円。
 新型NSX が二千四百万円予定。
 噂される RX-9 が八百万円予想。

 86 や BZR の三百万円、WRX STI の四百万円がお安く見えてしまいます。ロードスターも三百万円か。
 つか、コンパクトな ABARTH 500 でも、ほぼ三百万円しますからねぇ(苦笑)。
 百五十万円のワークスなんてオモチャですな。(コラッ

 まあ、スペシャリティ車は特殊な位置づけとしても。純粋に移動のためのツールとして考えた場合、安全面から言っても現行車種の一択なんでしょうね。
 用途が地元のスーパーやショッピング・モールへの買い物程度なら、一人者や二人暮らしなら軽で充分、三人以上でも小型車枠で必要充分でしょう。一般オーナーにとって、3ナンバー車なんてのは無意味ですよ(プリウスが3ナンバーってのは、それこそ悪い冗談としか思えない)。なお、通勤・通学は、やむを得ない地理的事情がない限りは交通機関利用が最善ですし、遠方の旅行は鉄道に限ると考えてますので、どちらも車の出番はありません。
 でまあ、そういった目的だと軽からファミリー車のクラスで済むので、百〜二百万円の範囲で何とかなるはず。

 しかし。
 ここに趣味性の考慮も加えると、旧車のほうが魅力的なんですよね。そこそこの古さ程度なら、少なくとも日本車は品質が良いので十二分に実用に耐えるうえに、価格も安い。輸入車も、ちょいと古い程度の年式なら大丈夫だと思いたい。
 古すぎると、かえって維持が面倒ですがねー、マジで(苦笑)。
 先日TVを観てまして、英国車のミニが雨に弱いと知って、びっくりしました。U.K. って雨と霧のイメージなので、車の水対策はバッチリだと思ってたら、あに図らんや。雨天での走行後には、丁寧な拭き取りが欠かせないのだそうで。

 まあ、そんな私は今でも旧ミニ・クーパーや、A112 ABARTH が欲しいと思っているバカヤロウなのでございます。
 最新の GT-R とか、運転してみたい気持ちはあっても、所有したいとは、これっぽっちも思わないですね。タダでくれる維持費も出してくれるという奇特でなおかつ裏のない申し出があったとしても、丁重に辞退します(笑)。