望、終い天神 (旧暦 霜月十五日)

 何と言いますか。
 当たり年って、あるんですねぇ。

 そう思わずにはいられなかった今年の『明石家サンタ』でございました。

 芸能人枠は、もーお約束と言わんばかりに全員がハズレ景品を引くし。
 視聴者枠は、洒落にならんほどの不幸話まで出てきて。

 序盤、いきなり失速するかと心配していたのが中盤から一気に加速した感じでしたね。
(年端もいかない子供に電話させれば合格するだろうという、あざとい母親が何人かいたのは、胸クソ悪かったですが……ったく、子供が深夜まで起きてる時点でダメ親だと判るっつーもんだべ)

 いや、それにしても。
 明治神宮にお参りしたという、あの話はガチすぎて、さすがに笑えなかったです。
 ご本人が笑いとばしてくれてたので、おかげでたぶん聞いてた人みんなが救われたと思います。

 笑う門には福来たる。
 というのは、こういう場合にも有効なのですね。