九星陰遁始め、甲子、チャグチャグ馬コ (旧暦 皐月七日)

 クラゲまんじゅうの元ネタは絶対に、上州のソウル・フードであるところの焼きまんじゅうだと思う。
 数も大きさも一致してるからね。

 転属がフラグだとは判ってたさ(チッ)。





 通信技術が確立されているなんて思いもせんかった。

 尺が少ないからなのか、一気に動きましたね、美馬一派。まさか、こんなに早く無名が兄様の本性を知ることになるとは。
 美馬はもう言い訳や取り繕いはしないだろうから、あとは無名の気持ち次第。
 これでも無名がついてくるなら、金剛郭の大門を壊すのは無名の役目になるはず。白衣の爺ィが言っていたことから、滅火さんはそのための予行演習だったのが判る。
 で、無名が美馬の言うことを聞かなくても、代わりもいるから、かまわんというところかな。だってほら、甲鉄城を確保したから活きの良さそうな子供が何人もいるやん。材料には事欠かないのですよ。餌も、いっぱいあるし。となると次回あたり、鰍の身柄が心配になる。なにせ、いつも子守りしてるからね。

 将軍のいる金剛郭をぶち壊すだけだと思ってたら、美馬の目的が、すべての駅を破壊することだったのは意外でした。
 平等には二種類あるってことですね。豊かなレベルまで底上げする平等と、上の連中をどん底に引きずり降ろす平等と。いや怖い怖い。
 こうなると、かつて美馬がカバネの群れの中に取り残されたってのは、当時から危険な終末思想を持っていた美馬に対する幕府側の暗殺計略だったのかもしれませんね。それが失敗したから、えらいことになっとる。

 今思えばサー。
 第一話で顕金駅が墜ちたのも、美馬たちの仕業だったんじゃないのかなぁ。
 いやだから、顕金駅に特攻した駿城が実は美馬一派の仕込みだったんじゃないのかってこと。

 来栖だけでなく既知害科学者もたぶん無事で、終盤に再登場すると思う。
 いや終盤ったって、残り三話くらいか? 二期や劇場に丸投げするのは、やめてほしいな。





 神様の説明からしますと。
「ナナキ」は、あの村のことではなく、それぞれの心の中にあるトラウマというか黒歴史として消し去りたい記憶そのもの。そのナナキが具現化してしまう場所を「納鳴村」と呼び習わしているが、実のところ一定の場所というより、どこにでもありそうな感じで(神様が村から一瞬で開けた道路脇に移動したことからも、村は位置情報で特定できる性質のものではない)。
 そして、ナナキを肯定した代償は生命力の喪失。ナナキも自分の一部分なのだから、それを失うと不具合が起こるという道理かな。肯定すると消えるという理屈が少々判り辛いですがね。

 ただし、↑はあくまでも神様説。
 村に残ってる連中が次々と無気力になっているのは、これでは説明がつかないですよね。彼ら彼女らはトラウマを受け入れたわけじゃないですから(ダーハラ、ぶっちゃけたねぇ。こはるんを出世に利用しようとしてたとは)。
 レイジも、どこか枯れた感じを持っていて。でも三人を助けたこと、あれこれ助言をしたことなどからすると無気力になっているわけでもない。あえて村に居残っている理由も言ってないしなぁ。て言うか、三人が元気な理由、よー判らんぞ。

 よっつんが元気印なのは村での滞在期間が短かったから、というのは、おそらくまちがいないところではありましょう。
 光宗が元気なのは、神様の「傷が残っている」という台詞から、まだナナキを失っていないから、となります(目ェ見ただけで判るんかい?)。

 で、まあ「ボス」さん登場なんですけど。
 最有力候補の一人ではありましたが。
 その目的が、まったく見えてこない。ひょっとして神様の関係者なのかな? だとすれば、いくつかの動機・目的は想像できる。

 ああ。
 もちろん、まだ合理的説明でいける説を捨てたつもりはないですよ…………かなり苦しいけどな。