頭の中でグルグルしていることを整理するために書き出してみる。
ゆえに、まとまりがない。
が、これは日記なので、かまわんかと。
カリオストロ伯爵(ラザール・ド・カリオストロ)。
ムスカ大佐(ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ)。
ともに本家を羨み憎んできた分家の末裔という設定。
クシャナ殿下とクロトワ参謀の関係。
ナウシカとミトじい、あるいはナウシカとユパ様の関係。
これも似ている。
モンスリー女史の転身ぶりは、大海賊の孫娘キャシーのそれと、そっくりの行程。
そう言や、オットセイの船員はドンゴロスに外見も言動も瓜二つだ。
また、一説によると、シルバー船長はボルゴの元となったという話も。
まー考えたら、ナウシカと小山田マキが似すぎてるワケで(もう少し言うと、ナウシカにクラリス姫成分を混合してデチューンしたのがマキだと思われ)。
そんなクラリス姫は、秘宝を受け継ぐ王家の末裔であり「男子に守られる女子」という設定が、シータとモロ被りする(要は、王道ストーリということだが)。
で、そんな小娘どもは放っといて。
宮崎監督の理想とする女性・最終進化形態と思われるのが他ならぬドーラ船長。
タイガーモス号船長室にあった肖像画からすると、ナウシカもマキもクラリスも歳を取って経験を積んだらドーラさんのようになることが、かなりの確度で予測できる(笑)。
ドーラさんと外見的にそっくりな湯婆婆は、しかしながら性格がドーラさんと違いすぎる。が、これは湯婆婆の双子の姉・銭婆を見れば納得がいく。ドーラさんを両極に二分割したのが、あの双子姉妹なのだよ。
これらを見てきて。
大御大である宮崎監督であってすら、キャラの使い回しをよくする、という証拠となろう。
いがみ合いから最終的に結婚に至ったダイス船長とモンスリーの関係は(年齢はともかくとして)「Boy meets Girl」の典型的パターン。
誤解を恐れずに言えば。
宮崎作品は王道と使い回しで成立している。
と断言できよう。
一連の作品群では、レプカ局長が悪役としては突出している気がするね。
彼に比べたら、先祖の栄光にしがみついているムスカは小者。まして、伯爵なんて野望がセコすぎる。
いや、本当にまとまりがないね。
なので、ツッコミご無用。