(旧暦 長月十八日)

 米大統領選の行方がどうなるかは知りませんが。

 ずーっと気になっていることの一つに、トランプ大統領の常套句「America First」があります。
 と言うか、トランプ氏は自国のことを「America」とよく言います。これが釈然としない。

 あの国の名称はご存知のとおり「United States of America」つまり「アメリカ大陸の合衆国」であり略称は「U.S.A.」あるいは「U.S.」です。「America」ではない。日本語で正式に略すなら「合衆国」が望ましい(高校のとき、地理の先生からしつこく言われたなー。「アメリカ」と書いたら点はやらんぞ、と)。
 同じ事情が英国にもありますね。「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」という長ったらしいのが正式国名。邦訳するなら「大ブリテン島およびアイルランド島北部による連合王国」。略して「U.K.」。日本語なら「連合王国」が正しいと思う。実際、イングランドスコットランドウェールズ北アイルランドの四ヶ国の合体なんですから。
 報道ですら「アメリカ」「イギリス」と呼ぶ日本の習慣は、とっくに改められているべきなんですよ本来は。「米国」「英国」なら日本国内限定の使用だから安全だけど(その昔、外交の場で「rice country」と言って米国側の目を点にさせた政治家がいた、という話は都市伝説だと信じたい)、「アメリカ」や「イギリス」は海外で使っちまう人もいそうで、そうなると誤解も招きますからね。

 で、話題を戻しますと。
 ほら、トランプ支持の会合で盛り上がった群衆は「U.S.A.! U.S.A.!」と連呼してますよね。
 にも関わらず「America」と略すトランプ氏は本当に米国市民なのか? と疑問に感じるわけなのです。
 本当は、米国を内側から壊す目的を持った某国の間者なんじゃないのか? とすら。(;^_^A

一の酉、一粒万倍日、不成就日 (旧暦 長月十七日)

 NHKで春から放送されていたデジタルリマスター版『未来少年コナン』の最終回が、大阪都構想住民投票の開票速報を受けて時間変更、そのため録画失敗組が血の叫びを上げておられるそうで。
 今のところNHKは放送のやりなおしはないという姿勢のようで、血の叫びが怨念にならないか心配です。(;^_^A
 災害報道ならまだしも、あるいは大阪限定での措置ならまだしも、そもそも『コナン』を観る層が都構想ごとき田舎茶番の速報なんて観たいはずありません。翌朝のニュースや新聞で充分。なのに押しのけるなら、ハナっからアニメを総合で流すな。Eテレでやれ。
 つか、NHKは民放よりずっとサブチャンネルを多用するのに、なんで今回、それを使わなかったのかな? 都構想の速報なんてローカルネタだからサブチャンネルでよかろ。

 さりげなくですが、NHKのサブカルに対する意識が垣間見えた気もします。
 NHKは近々『進撃』の最終章を放送するはずですが、今から心配でなりませんね。

 受像機を買うごとに申告を義務づけるようNHKは法改正を要求しているそうで。このままだと、ネット経由を見据えて、PC持ってるだけで契約義務だとか、言い出しそうで怖いです。
 法改正とまで言うならですよ、NHKは報道と天気予報に徹して、今より超格安の受信料にすべきです。報道が中立公正であるなら「公共」の名にも相応しく、受信契約の義務化もまあいいか、と思えます。
 そのうえで、ドラマやバラエティ等々の娯楽番組をスクランブル放送にすればいい。
 これでいいやん。

 大幅値下げする気がないなら、TVに同梱される B-CASカードをNHKの観られない物にする。NHKを観るにはNHKか B-CAS に申し出て、それ用のカードを発行してもらう。それをもって受信契約とする。
 さもなくば、よりシンプルに、NHKの入らないTVの製造販売を認めるべきです。残念ながら、地デジ技術に関する特許をNHKが持っているため、現状ではNHKの許可なく作れない構図なんですよね。

 あんなご立派なビルを建てるような組織が受信料を強制徴収なんて、意味が判りません。
 政治家どもも動けよ。古すぎる放送法を現状に合うように健全な改正しろよ。
 こんなんだから、日本は「民主主義の皮を被った社会主義国家」と言われるんですよ。



 なお、妖之佑の使っている DIGA は録画に成功しました。はい。

天しゃ (旧暦 長月十六日)

 一条さんが名古屋出身だったとはね。
 まあ、それはいい。
 飛んでった遺物は予想どおり、クウガの支援用だった。リント語の曰く「馬の鎧」。
 バイクも鉄の馬と言うし、先代のクウガは古代種の馬に乗っていたのかもですね。
 で、トライチェイサーと鎧が合体したバイクにも足の裏や手持ち武器同様に紋章があって、体当たりでとどめをさせる。バイクが必殺技はスカイライダー以来かな。
 あいつ、とうとうトラックでしか、しかもバックでしか暴れなかったな(もしもトラックがMTだったら、はたして使いこなせたのかどうか気になるところ)。あれはあれで奴なりの狩りのルールということですかね。真上からの針攻撃に徹底していた奴もいたし、グロンギは皆、妙なこだわりを持っているようで。
 闘いが終わって鎧が発掘されたときの状態に戻ったのは、ガス欠みたいなものかな。とすると、また大量の金属を喰らう必要があるのかもしれませんね。
 鉄を食べるというと冒険屋ボルト・クランクや怪獣グズラを思い出してしまいます。一条さんに頼んで、たっぷり鉄屑集めしてもらわないと(笑)。
 それにしても、一条さんの父親や笹山婦警の父親はともかく、一条さんにしろ科警研の榎田さんにしろ、仕事仕事でプライベートをないがしろにしすぎ。合同捜査本部もメンバーに徹夜を強いるとか、寝不足ではいざというときに良い仕事ができないのにサー。とにかく昭和の刑事ドラマ感がプンプンしてて、本当に平成作品なのかいなと(笑)。

望 (旧暦 長月十五日)

 ハロウィン・ナイトで、しかもブルー・ムーンなんだそうで。

 そんな夜に持ってきやがったか、『ほん怖』を!

 相も変わらず、「視聴者からの恐怖幽便」としながらも、演出過剰が目立ちますが(苦笑)。
 それでも、こんな時期に観ると、また新鮮ですね。

 佐藤健さんの「顔の道」は十一年前の作品なので、懐かしい感じです。
 怪しい家に入って「電話をお借りしたいのですが」と怖々問いかける声が、ほとんど良太郎♪

 新作の「あかずの間を造った話」は不思議と言うか何と言うか。
 本当に、あんな儀式があるのかな? と。
 神様をお祀りするなら、日頃のお世話ができないと逆効果になると思うんですけどねぇ。
 なのに封じ込めて幸運を貰おうなんて……そんなのある?

 創作ならともかく。
 すべて視聴者から寄せられた体験談という体ですからね。
 どうしても疑問に感じてしまうのでした。

 心霊研究も、おざなりで。
 下さんも、ほぼお飾り状態で。(;^_^A

 いやもう、いっそのこと、すべて創作だとカミングアウトしたほうがスッキリするよ。

百鬼夜行

 オニヒカゲワラビ。

 太くて固い。
 でもアクが少ないそうで。



 俗称として。
 育ちすぎて食べられないとか、そもそも食用に適さないとかをひとまとめにオニワラビと呼ぶそうな。
 こっちのほうが「オニ」の言葉が生かされてる気がしますね。

一粒万倍日、三隣亡 (旧暦 長月十四日)

 コロナ禍の今、神社佛閣では御朱印について、参拝客持参の御朱印帳に触れるという感染リスクを避けるため、書き置きのみにしている所が多いようですが。
 先々、どうなるかを予想してみます。

1:コロナ禍がおちついたところで御朱印ブームは再燃する。

2:コロナ禍がおちつく途端、反動でそれまで以上にブームがえらいことになる。

3:コロナ禍がおちついても、ムーブメントとしての御朱印ブームは終わり、正常化する。

4:ずっと書き置きのみとなり、これまでの御朱印帳を預かって直筆する形式には二度と戻らない。

 どうなるかな?
 個人的には、変なブームが去って、おちついた参拝のついでに御朱印も頂ける、ごくごく普通の環境に戻るといいなと思うんですけどね。

十三夜 (旧暦 長月十三日)

 春からやっていた『未来少年コナン』、夏からの『ハルヒ』、そして秋から始まった『けいおん!』に『SHIROBAKO』と。
 銘や局を変えての実質的再放送が、なぜか続く今日この頃。リバイバルのブームでも来てるのかな? 中には劇場版の再上映もあるし。