クリスマスと言えば、
『クリスマス・キャロル』
『くるみ割り人形とねずみの王様』
『マッチ売りの少女』
『賢者の贈り物』
『警官と賛美歌』
『チャーリーとチョコレート工場』
『幸福な王子』も、物語の終盤は時期的にクリスマスに近いっぽいですね。
手塚先生の『ミッドナイト』の「ACT.36」
アニメ版『うる星』の「ときめきの聖夜」は、ストーリは秀逸ながら、クリスマスである必然性が希薄なので却下します。
とんでもないクリスマスとしては、
『グレムリン』
『AVP2』
この二つは勘弁してください。(;^_^A
中でもクリスマスと絶対に切り離せない名作が、
『フランダースの犬』
はっきり言う。
鬼だな作者。
聖夜、純白の雪、飾られたツリー、プレゼントに御馳走。
というイメージの反面。
クリスマスの時季というのは、
真冬、氷点下、仕事が無い
という側面も併せ持つ。
つまり、金持ちには楽しい時期だが、お金の無い人にとっては生きるに厳しいだけの鬼畜な期間ということですよ。
蓄えの無いキリギリスも、だから死んだし。
そこをピンポイントで突いてきたのが『フランダースの犬』だと思います。
『マッチ売りの少女』や『幸福な王子』も似てますね。
善人は決して報われない。
幸福を享受できるのは金持ちばかり(悪人でないと大儲けできないという意味だろうね)。
善人が幸せになれるのは死後の世界のみ。
生きてるうちには絶対に助けてくれない神様も、なんだかな~。
という強烈な皮肉あれこれ。
それがクリスマス作品群。
暴言とは思ってません。
めりくり。