(旧暦 如月三日)

 つまるところ。
 闇の世界に行った賢人は、地球の滅びを「数えるのも諦めるほど」見てきた。というか繰り返してきた。どうあがいても必ず地球は滅びる。だから「もう誰にも頼らない」と決めた。その意味では、先代カリバーの上條さんと似たような道を歩んでいる。目的は違うけどね。
 メギドの三人組は、かつての英雄が力に取り込まれて闇堕ちしたもの。
 タッセルもかつての英雄で、初代マスターロゴスが人間界を、タッセルがワンダーワールドを、それぞれ守る約定を交わした(タッセルが神という予想は、ある程度は当たっていたと思っていいよね)。
 なのにソードオブロゴスが裏切ったのは、マスターロゴスが創世メンバーではなく二代目で、おまけに自分を全知全能と勘違いしてしまった大馬鹿者だから(あまりに思想が安っぽいから、ラスボスではないな)。
 といったあたりか。

 さて、ほむほむ並みに、こじらせてしまった賢人を、どうすべぇか。
 とりあえず、飛羽真がプリミティブを制御できるようにならないと話にならないからなぁ。

 マスターに捕まったタッセルだけど、たぶん想定の範囲内
 そのうち涼しい顔で再登場するでしょ。俗物マスターと、孤高のタッセルでは格が違うって。