今って固定電話は、どのくらい生存してるのかな?
独り暮らしの部屋には、なさそうですよね。
さすがに各企業のオフィスや店舗には、あるわけですが。
そういった事業所での電話機って、コードレス化してるのかな?
社長がケチだと少しでも経費を減らすために、コード電話かもしれないな。コードレス機が複数台あって受話器と本体が生き別れの末にごっちゃになっても困りますし(笑)。
で、ここからが本題。
コード機って、使ってるうちにコードが捻れません? 捻ってる自覚がないのに気づけばグチャグチャに捻れてるってこと、ありません?
いやいや、妖之佑はありませんよ。意識して……と言うか無意識に捻れない使いかたしてますから。
では、無意識に捻らせる使いかたとは何か?
電話機の構成を見れば判ります。
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これが基本ですよね。本体の左側に受話器がある。
さて、人間の利き腕は、どちらが多いでしょう。そう、右利きが多数派。
で、電話がかかってくる、あるいは、かける。このとき、無意識に右手で受話器を取り右耳で聞く。で、メモが必要になる。受話器を左手に持ち替えて、右手にペンを持つ。通話が終わると、左手に持った受話器を戻す。はい、これで一回捻りました。
この繰り返しで、朝には正常だった電話機のコードは退社の頃には、しっかりグチャグチャでございます。妖之佑は、この光景をずっと見てきましたから、まちがいない。
もう一度、一般的な電話機の構造をば。
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これ、作った人は、ちゃんと右利きを想定して作ってるんですよね。
電話、特に仕事での電話ではメモは必然。なので通話では利き手を空けておくのが正しい。だからこそ、左手で取りやすいようにデザインされている。公衆電話だって、右手でテレカなりコインなりを入れてダイヤルすることを想定して左側に受話器があるんです。利き手を常に使えるようにしておくため、受話器はウイーク・ハンドつまり左手で取るべきなのです。
しかし残念なことに、簡単な動作ですら無意識に利き手を使う人が多い。ために電話機のデザイナーさんの心遣いはスルーされるのでした。
ウチの母上の様子を見ていても、電話が鳴ると体をひねってでも右手で取りますね。で、メモを取らないのに、なぜか通話が終わると左手に持ち替えてから本体に戻します。なので、かけても受けても電話機を一回使うたびに確実に一回転捻れてます。困ったもんだ。(;^_^A
少なくとも右利きの人は左手で受話器を取ったほうが、いろいろと好都合なんですけどねぇ。
て言うか、通話中に目の前にコードがクロスしてるのって目障りじゃないのかな?
左利きの人は……まあ電話機に限らず、いろいろとたいへんそうですよね。
お察しいたします。