望、中元 (旧暦 文月十五日、盂蘭盆)

 ズブ濡れになりながらの殴り合いの最中に「ありがとう」って……。
 どこの70年代青春ドラマだよ? こっ恥ずかしい。
 オイラにゃできねーな、あんな展開。(;^_^A

 工夫してきたじゃありませんか、スタッフ。
 ガメルの退場のしかた、別パターンで来ましたね。
 これは予想していませんでした。脱帽です。
(にしても、完全体ガメルの能力、ヤバすぎ! 肉弾戦を行ったバースが無事だったのは、開発者であるドクターの天才ぶりゆえか、たまたまか……)

 アンクが刑事さんの体を再度、乗っ取った真意は思ったとおりでしたね。
 アイスの味を始め一度知ってしまった感覚あれこれを手放したくなかった、と。
 ぶっちゃけ、最強の体を手に入れる云々は、どうでもよさそうです。カザリやメズールのコア、一向に取り込もうとしませんしね。

 一方で、ドクターの真意が掴めません。
 あれでは紫コアの数は映司のほうが多くなり(紫目のタトバ、危険すぎます!)、ドクターは戦力的に不利となるのに。

 ハイブリッド化(=暴走)する素振りを見せないアンクに見切りをつけたのは、まちがいなさそうです。カザリのようにね。
 ただ、用なしアンクの粛正(あるいはアンクを追い詰めてハイブリッド化を促す?)に映司を使うのがねぇ……高リスクすぎませんか? コアの数で上回った映司をドクターは抑えられる自信があるんでしょうかね。
 それとも映司がそのまま暴走しても、そしてドクターをも滅して構わないとでも?

 紫コアを作った錬金術師の目的は不明ですが(上様ご客演の映画で語られているのかもしれませんが)。
 思うに紫コアはリセット用システムでしょう。∀ガンダム月光蝶のような。
 だからこそ、他のグリードたちには無い、コアメダルを破壊する能力を持っている。

 そもそもグリードたちを暴走させ人類文明を滅ぼし、そのうえでグリード全員を紫コアの力で滅するのが、ドクターの言う「良き終末」なのですよね。
 その役割を映司に委ねるというのか?
 繰り返しますが、コアの数で上回った映司を、どうやって抑え込むつもりなんでしょうね、ドクターは。
 ついでに言えば、ドクターの屋敷を脱走、映司の体に入り込んだという事実で、紫コアの意志が映司側のメダルにあることは明らかです。そう考えると、紫コアが映司の体を支配した時点で、ドクターに勝ち目はないと見えるのですよね。
 まあ、ドクターのことですから勝算あっての、あの行動なんでしょう。

 にしても、あそこまでグリード化しながら、キヨちゃんに対するネタ的ギャグ的性格だけは残ってるんですねぇ。
 けっきょく、最後までドクターはグリードには、なりきれないんじゃないかな。

 次回、ようやく会長が本性を現わしそうですね。
 そして、アンクがまたこっち陣営に来そうな感じ。むー。

 里中くんの勤勉さが光った回でもありましたね。

 Wバースは、やっぱカッコええ♪(見た目変わらんなんて言って、スマヌ。プロトバースは赤ラインが、あったのねん)
 でも、伊達さんの復帰、つまり傷の回復が早すぎる気がしないでもない。一時的退場をもう少し前にすませておくほうが、よかったかもですね。

 紫目タトバと言い、プロトバースと言い。
 創絶HDあたりのシクレ品になりそうですなー(笑)。
 ガシャポンは……DGがあぁぁ!! orz