(旧暦 卯月廿四日)

 なんだ、「ウラシマ効果」ネタか。そんなの『トップ』でお腹いっぱいだよ。
 と思ったのが第一印象。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2005/15/news016.html

 不覚にも、やられました。死角からのクリティカルヒットでございます。
『トップ』では地上の人は何もせず、ただ祈って待つだけの日々。精一杯の仕事が「オカエリナサト」でした。
 対して、この作品では地上に残る人も頑張った。それが結末で効いてます。凄く効いてます。
 みんなの未来を探すために旅立ち“孤独”となった少女が最後に未来を貰えた、自分たちのために“孤独”になっていく少女を想い頑張って最後に少女に未来をプレゼントできた、という点ね。

 短いけど良い物を読ませていただきました。



 編集者気取りで偉そうに難癖(しかも校正レベルで直せる程度のもの)つけてる連中は、自分のオリジナルを何か描(書)いてみろよな。話は、それからだ。
 そうそう。見当違いの難癖つけて悦に入っている奴の一人に言いたい。調査にはタイムリミットがあるから超光速航法必須だが、目的地が決まっての移住は亜光速航行でいいんだよ。作者さんは、それくらい判っておられるよ。