天しゃ (旧暦 文月四日)

『幻影太陽』が、どういう作品なのか、やっと判りました。
 要するに“進退窮まったドロドロな『プリキュア』”ですね。

プリキュア』ですとデザトリアンにしろジコチューにしろ、なっちまった人は倒されれば元に戻れます。つまりはハッピーエンドになる。
 しかし、ダエモニアの場合は、なっちまったらもう戻れない。滅ぼすしか救ってやる方法がない。本人の弱い心に取り憑くという点で『GARO』の「陰我ホラー」にも近いですね。ホラーも、なっちまったら、もう助からないし。

 絵柄に反してストーリがハードで凄いわー(まあ第一話の冬菜からして、あれでしたからねぇ……)。





 で、『GARO』のほうは、予想してたのと、かなり近い展開だったな。
 妖之佑は、プラントを刺されそうになる流牙を庇って、仲間の誰かが刺されて魔導ホラーになってしまう展開を考えていました。『ワタル2』におけるシバラク先生みたいなもんですね。
 まさか、手で庇って、その手を切り落とすとは思いませんでした。ちょいと拍子抜けかな。
 それにしても、相変わらずアクション・シーンが凄い。どうやって撮ってるんだろ?