今回はステーキ屋視点での半分総集編って感じでしたね。
んが。
バンドエイドには、やられました。
あれ、本編でもありました?
あったなら、ステーキ屋が黒幕であることへの見事な伏線ですよ。
にしても会長以下、金城一族が子供を含め全員、一日で殺される。
唯一生き残って金城グループのトップに立ったのが、それまで一族と距離をおいていた、会長の妾の子という、名探偵を呼ばずとも小学生でも犯人が判る構図なのに、ボルシティ住民の盲目ぶりと言ったら…………。
で、そのステーキ屋あらため新会長・金城滔星。
ステーキ屋のラフな格好では判らなかったのですが、金城グループに返り咲くときのスーツ&オールバックで「あれ?」と思いました。見た事ある人なんですよね。
調べました(Web って便利♪)。
あははははははは。
『龍騎』の OREジャーナル大久保編集長じゃないですかー。
気づかなかったオイラが鈍すぎる。
『銀の匙』って不思議な作品ですね。
面白いんだけど、なんで面白いんだろう?
不思議でなりません。
まあ大佛顔で温厚そうで悟りも開いていそうで実は煩悩まみれな先生とか、デフォルメの強いキャラもいますが(笑)。
でも基本、地味な設定なのに。
しかも、原作はサンデー連載って。
あの不可思議現象を含む『もやしもん』でも青年誌なのに、アンビリバボー要素ゼロな『匙』は少年誌ですよ。凄すぎます。
作者の力量と言ってしまえば簡単ですが。
そこのメカニズムを理解できれば、自分にも少しは役に立つかも。
などと生意気なこと考えてみたり……。