つーわけで。
観てきましたよ、『Q』を。
内容については、もちろん触れません。
ただ、まあ。
こないだの『破』地上波放送の際に『Q』冒頭六分も放送されてますから、劇場に行っていないかたにも周知のことでしょう。
旧作の骨格に沿っていた『序』と『破』に対し、『Q』は完全に別物となっています。とんでもなくね。
ペンペン役の、いや初号機役の、いやいや綾波レイ役の林原閣下が、ご自身のラジオ番組でおっしゃっていましたが。収録スタジオで台本もらった声優陣全員がポカーンだったそうで。
観客も、当然ポカーンですよ。
一回観ただけでは、さっぱり理解できませんでした。設定資料集を熟読したうえで二度三度観ないと無理でしょうね。まあ、買いません(買えません)でしたがね資料集……。
いや、それにしても。
妖之佑のすぐ後ろでペチャクチャ喋ってるバカップルがいたんですが。
それが『Q』の開始と同時に見事に沈黙。最後まで静かでしたよ。
他の映画では、ここまではっきりとはならないですから、これは『エヴァ』の持つ力なんでしょうね。
これも閣下が番組で言われていたことですが。
公開直前に、庵野監督に「思いついた」と緊急呼び出しを受け、修羅場となっている現場で声を追加録音なさったそうで。
それが、どのシーンなのかが気になりますね。