望、甲子 (旧暦 長月十六日)

 大手日本メーカー各社の頭脳海外流出という問題に絡んで。

 半島企業が日本の技術者を雇用、彼らが日本で培ってきた技術を吸収した時点で解雇。
 という記事を見て、いかにも半島らしい露骨なやり口だと思うと同時に。
 してやられた日本人技術者たちが揃いも揃って世間知らずで無防備すぎます。

 前の日記にも書きました。
 日本人は相手に対して誠意を期待しすぎです。

 青色発光ダイオードの研究者さんが、会社(国内のでしたが)を相手取った裁判で、その研究成果の権利を勝ち取ったことがありましたよね。
 皆、この人を見習うべきなのですよ。迂闊に組織に対して自分の成果を手渡すべきではない。とりわけ外国企業に対しては、安易な技術・知識の提供は日本全体の損失につながりますから。

 私なんかよりずっとずっと遙かに頭の良い人たちが散々利用されて最後はボロ雑巾のように捨てられる。
 気の毒を通り越して滑稽ですらあります。

 軽々しく相手を信用したりせず。もう少しだけ警戒心も持とうよ。
 あえて日本のためとは言わない。ご自身のためにね。