五輪に限らず。
スポーツ選手は本番直前に音楽を聴いて精神統一、あるいはリラックスを図ることがよくあります。
そんな選手たちに下品な横やりが入ったようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00000036-scn-spo
なんで、こういうことができるかなあ?
やることに、いちいち品性がないと言いますか……。
そもそも選手がそれぞれのヘッドホンを選ぶのは個人の好みや価値観であり権利です。上から下まで配給品の着用を義務づけられる軍隊じゃないんですからね。
こういう場合は、「なぜ自社製品を使ってもらえないのか」をきちんと調べ、次の製品開発に生かすことこそが、まっとうなメーカーの姿です。
そんな当たり前のこともせず、イチャモンつけてスポンサーの立場を傘に圧力をかける、つまりパワハラをするなど、物作りの末席に置くのも汚らわしい!
五輪委員会も、こんな暴力的要求を受け入れてんじゃないよっ!
はっきり言う。
選手がそのヘッドホンを使うのは、その品に魅力があるからです。そして三星を使わないのは、三星に魅力がないからです。
どの製品を買うか使うか決めるのはお客だという商売の基本を忘れた愚かなメーカーなど、市場が見放すのも時間の問題です。
つか。
こんな暴挙を行った事実が Web を通じて世界中に広がる時点で、三星の企業イメージは底打ちでしょう。
少なくとも、とばっちりを受けた五輪参加の選手たちが抱く三星のイメージは確定したでしょうね(魔笑)。
もちろん、私も、いくら安売りしたとしても、三星製品など買う気はありません。そもそも、これまで一度として購入候補に挙がったことなぞないです。
もしも、ありがた迷惑にも貰ったら即、捨てます。転売? 譲渡? 買った人貰った人が気の毒なので、しません。捨てます。
それにしても、自らの手で自社のネガティヴ・キャンペーンをやるなんて、つくづく不思議な民族ですね。
我々には理解なんぞ、できないわけだ。