さてさて。

 カイジが遠藤さんの虎の子の一千万円を借りるために「もしも地下に送られたら毎月給料日に缶ビールを二本奢る」と言ってましたけど。

 えーと……そのとき、あの“大槻商店”は健在なんでしょうか?
 たしか、大槻班長の持ち金はカイジたち45組が勝利して全部巻き上げたんと違います?
 ついでに、イカサマ発覚で大槻の信用はゼロに失墜。もう二度と誰も大槻主催の賭博には参加しないでしょう。
 さらに言えば、あれだけの大騒ぎを起こした大槻ですから、もはや上から便宜を図ってもらえる立場にもないはず。
 となると大槻が地下で商売できるアテって、ないと思うんですけどね。

 まあ、カイジが沼に勝利するのは決まっているわけで。
 そんな無駄な心配をする妖之佑こそ、変な視聴者なのであります。はい。

 
 それにしても、つくづく思う。
 カイジのことを「疫病神」とまで言った遠藤さんですが。
 そもそもカイジを追い詰めてそんな風にしたのは遠藤さんじゃありませんか。
 因果応報とは、よく言ったもので。