本当に今年は年始から、いろいろあるなあ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35503a0420ced2c2a0e10cfd2bdc491ca86d5d62
日が経って検証も進んだのでしょうか、やはり線香が火元のような感じですね。
仮に線香の火が原因として。
灯して放置というのは、少なくとも木造建築の日本家屋ではNGすぎます。ちゃんと消えるまで、そこにいないと。
ただなあ。
消えたように見えて、実は灰に刺さった部分が“生きてる”こともあるんだよなあ怖いことに。それが、それまでの燃え残りに移ったとしたら……。
佛壇でもリラクゼーションでも、とにかく香炉に線香を立ててる人は、ときどきは灰の中を探ってみてほしい。燃え残りが山ほど出てくるから。
リラクゼーション、ペットの祭壇、そして無宗派だけど佛壇、ともに香炉の灰に線香を刺さず、灰の上に寝かせる浄土真宗のやりかたを真似ると、少なくとも燃え残りは防げます。燃え残っても目に見えますし。この方法、立たせてないから線香が倒れない、線香の灰が香炉の外に飛ばない、などという利点もあるんですよね。
線香を立てなきゃならない、すなわち宗派にこだわる人は、もう完全に消えるまで絶対に目を離さない。これに尽きるでしょう。
ちなみにですが。佛壇の蝋燭は線香に灯すためのものなので、線香が点いたら蝋燭の火はすぐに消してもいいのですよ(法要のときは別)。
母親の実家が山村の農家で、大きくて立派な佛壇がありましたが。
蝋燭は電球式でしたよ。お盆に行っても、線香を点けたのを見たことがありません。
今から思えば防火目的だったのでしょう。畑仕事で家を空ける時間が長いからということも大きいと思います。
伝統は大切ですが、伝統で財産を失ったり、ましてや命を落としてはたまりません。
積極的に LED の蝋燭と線香を導入すべき時代なのかもしれませんね。