これ、考えたことある人、多いと思いますよ。
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/53103/
デギン公は政治家としてはそれなりの手腕を発揮したことでしょうが、王様の器ではない。施政者としては身内の情に熱すぎた。
ギレン総帥はIQではダントツでしょう。指導者としての割り切りかたも冷徹で無駄がない。でも「兄上も案外と甘いようで」身内に油断した。
キシリア閣下も知性派であり奸計にも強いものの、大事な場面で女の悪い面が出ちまったと思う。あれで、ア・バオア・クーが陥落するハメになったわけだから。
ドズルは指揮官として優秀だし家族や部下思いの良き人。けど実直すぎて、世渡りが不器用だった。「ドズルにして、もっともなことである」わけで。このあたり、ランバ・ラルにも近いかな。
ガルマは、ただただ汚れを知らぬ真っ直ぐな温室育ちの善人というだけ。殺し合う前線に出るには無理があった。坊やだから仕方ない。
そして、謎の多いサスロ……これについては何も言えない。
ミネバは、どうなんでしょ。
総合的に判断すると、やっぱりギレン総帥かなぁ。
上司にするなら、まちがいなくドズルだけど。
要は、ザビ家に完璧超人はいない、ということに尽きると思います。
チートなアムロですら、心にはかなりの弱点を持っているわけですし。
あの作品における完璧超人はシャアだけでしょう。続編では、それこそ「地に堕ちたもの」でしたけど。