オイラも描いてみようかな(笑)。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2003/15/news006.html
あんな可愛い性格だったんだ(爆)。
流行り病に関する瓦版と言いますと、虎狼狸が有名でしょうか。
日本全国を病を撒まき散らして歩いた恐ろしい妖怪として記事にされています。
語感からお判りですね。そう、コレラの擬人化ならぬ妖怪化です。
流行り病の“擬人化”で最も知られているのが疱瘡神。疱瘡を撒き散らす疫病神ということらしいです。
疱瘡とは天然痘のこと。ワクチンのなかった時代は恐ろしい病の一つでしたから、それを祟り神と見なすのも当然と言えば当然でしょう。
治療法がなかったので、治癒や予防は神頼み。村の境界線あたりにバカデカい草鞋を掲げて「この村には力自慢の巨人がいる」と疱瘡神を脅して追い返すとか、小豆を混ぜた餅の見た目が疱瘡の症状に似ていることからこれを飾って疱瘡神の御機嫌をうかがうとか、いろいろあったようです。
赤い招き猫や赤べこが病魔除けの縁起物とされるのは、赤色が疱瘡神の嫌う色だから、とかいう話も。
瓦版で紹介された病関係として、もう一つ。
白澤というものがあります。
外見は、ぐぐっていただくとして。
元々は大陸の妖怪……と言いますか、かの東洋医学の祖とされる黄帝に医術を教えた、謂わば聖獣ですね。
それが日本に伝わり、病魔除けの妖怪として珍重されたようです。絵だけでなく像もあります。
薬学の祖として信仰される神農。
その神農ゆかりの品が張り子の虎。
見た目は赤べこの色違いみたいなもんですが(笑)、これは神農さんの授与品ですから粗末にしたらバチが当たります。
そして個人的に病魔除け最強と思っている鍾馗。
日本では端午の節句の重要キャラでもありますね。
あの荒々しい形相で病魔を叩き伏せてくださるのですから、鍾馗さん様々です。
端午の節句と言えば、柏餅に使う柏の葉も、粽に使う笹も、そして風呂の湯に入れる菖蒲も、すべて滅菌効果があるんですよね。昔の人は凄かった。