(旧暦 長月六日)

 あんまり「チプカシ、チプカシ」と騒ぎたてんでほしい。
 輸入品しかない現状で、褒めちぎりの持ち上げすぎはよくない。変に価値が出て高騰したら、どーすんねん?(実際、某尼では、魚の目をごまかすような微妙なペースで値が上がりつつある)

 シチズンには申し訳ないが、Q&Qブランド、いわゆる「チープ・シチズン」には魅力を感じないのですよね。
 廉価日本ブランド腕時計の元祖と言えるマルマンも、ついに好きにはなれんかった。
 ところが、チプカシは確かに欲しくなる。それだけの魅力がある。まあ、以前に海外のニュースで報じられた「二十年間も庭に放置」という伝説的実績も影響はしてるんでしょうが。それでも、やっぱり「デジタルぅはカシオ♪」なのですよ、たぶん。
 反面、カシオのアナログは、安くても高くても、むわったく欲しくならない。あえて、どうしても安いアナログをというなら、自分はアルバにするかな。「あえて選ぶなら」ですが。
 しかしながら、そもそも物理的精度が求められる針式腕時計を廉価で求めること自体、昔ならともかく今では見当違いだと思います。道具としての実用品に徹する腕時計であれば構造上、堅牢さとメンテナンス性に有利で製造コストもかからないデジタルの一択でしょう。それを擦り切れるまで使い、修理せず使い捨てる。まさにチプカシの本領発揮ですよ。もちろん、腕時計をファッション・アイテムとして選ぶなら話は別ですけどね。



 オイラが学生のときに買ってもらったり買ったりしたカシオたちは別に庭放置とかしてないけど、そこまで持たなかったなぁ……。(T-T)

 二年前に買ったタイメックスは見れば見るほどチプカシより作りが安っぽい。
 値段は何倍もするのに。orz