土用丑 (旧暦 水無月廿七日)

 鰻が高いですね、今年は。
 例年の二、三割増しくらいの値段じゃね?

 とは言え、格安の大陸産なんて喰った日にゃ、すぐには出なくとも、水面下で体にダメージを与えかねません。
 健康のために喰った物が原因で後に体壊したら、もう喜劇ですからね。

 そもそも鰻の旬は、多くの魚がそうであるように、秋から冬。
 土用丑は、江戸のアイデアマン(つーか、ぶっちゃけイカサマ師)・平賀源内が考えたハッタリ商法で生まれた、何ら根拠のない食習慣ではあるものの。
 脂質にビタミンAにビタミンB1、B2と、栄養豊富な鰻を真夏に摂ることは理にかなっているそうで。
 歴史的には情勢が源内の味方をした結果となったワケ。当時の源内さんは、何かとノッてたんでしょうね♪