望 (旧暦 卯月十六日)

 無名の「噛まれたことなんてない」って台詞が気になって気になって。
 つまりあれか。

 人工カバネリ。

 まれに、噛まれても生駒みたくカバネにならずにすむ者がいて。
 それを研究した挙げ句、意図的にカバネリを作るまでに発展して。
 で、カバネリで編成された特殊部隊を実戦運用(冒頭の回想シーンが、その部隊だろう)。
 その計画の長は、おそらく「兄様」とやら。
 無名は兄様に命を救われた(母親が殺された回想シーンね)と思い慕っている様子だが、兄様の真意は「そのガキは実験体にするから殺すな」ってだけだったと思われ。
 兄様が登場したら、そこからは修羅場になりそうでwktkです。

 融合群体の心臓担当カバネは。
 回想シーンに出てきた無名の同僚もしくは母親、あるいは単に心臓部を見た無名が彼女らを連想しただけ?
「誰?」って程度には作画に少し力入ってたので気になりました。

 機関士の姐さんが上着を脱いだのには、どういう意味が?
 筋肉美を堪能できたので、いいのですが(笑)。

 戦闘で生駒と来栖が背中合わせってのは、その前の会話以上に二人が互いに信頼しきっているとよく判るシーンでしたね。
 いちいち口を突っ込むマフラー連中も、いざとなれば団結しますし。
 そろそろ甲鉄城でのゴタゴタは、外部からの陰謀的干渉でもない限りは、もう起こらないんじゃないかな。