上弦 (旧暦 卯月八日、灌佛会)

真ゲッターロボ』の真ドラゴンを思い出したよ、あの巨大カバネ。
 無数の群れが合体して巨大な単体にってのは、それこそ『ウルトラマン』のバルタン星人以降、あらゆる作品で、やりつくされてます。
 ですので、それ自体は目新しくも何ともない。
 肝心なのは、カバネが統率されていることが、これで確定したという点です。本能による群れの統一行動なのか、誰かカバネを操る黒幕がいるのか。ともかく、カバネがバラバラに動いているわけではない、ということは明白になった。これからは単に目の前のを蹴散らせばいいというわけには、いきますまい。もはや対組織戦です。
 まー、面白い展開を望むなら、黒幕の存在は欠かせませんわな。カバネがどうして発生したのか、まで触れるには、さすがに尺が足りませんか。





 こはるんの華麗なる肩透かしならぬダーハラ透かしに爆笑した。「ヴァルカナ」と呼び捨てなので、心情的にかなり信頼感・親近感を抱いている模様。さあどうするダーハラ。
 うーむ……。
 描かれている範囲では、もはや不可思議現象抜きに語れない展開となってきましたね。人の心をいじる物之怪の悪戯か、悪霊の霊障か、テレパシストの超能力か、トラウマを見せる薬物か、あるいはゴルゴムの仕業か。いずれにせよ、便利なお助けガジェットでしか説明がつきません。やれやれです。
 こはるん資料によれば、真咲が、その存在を含めていよいよ怪しくなってきましたし。
 そんな中、予告編で、ナンコが村に着いてからずっと推理し続けていたと告白。となるとナンコの身が……。
 ところで、らぶぽんは、あのゴミ坊主を処刑したのかどうか。それが気になって気になって(たぶん、処刑できなかったからこそ、今でも処刑にこだわってるんだろうけどね〜)。ちなみに、あのクソ坊主は別に特殊でも何でもないですよ。徳川の世では、あたりまえのことでしたし。今でも、もっと酷い生臭が現実にいると思います。寺同士の訴訟とかいった、みっともないゴタゴタを見てればねぇ…………。
 最後に。玩具とは言え、人を撃ってはいけません。