日記を遡ってみたら、前にあったのが去年の十月でしたよ。

 え? 何がって?

 不躾な勧誘電話でんがな。
 会社名も氏名も名乗らず、いきなりベラベラと喋る。セールスとか勧誘とかであるとは決して言わない。
 それらしい単語が出た時点で拒否の意思を示しても、無視して喋り続ける。

 前回は丁重にお断りしましたが、あまりに失礼な態度だったので今回は「興味ない」の言葉とともに切りました。
 さてさて、この後、イタ電が来るかどうか……。(;^_^A

 相手の社名・氏名は判りません。なにせ会話を成立させたくないので、あえて訊きませんでしたから。
 で、相手の電話番号をぐーぐる先生に問い合わせたところ、思ったとおりです。以前かけてきた所でしたよ。迷惑勧誘電話では、かなりの有名処です。

 この段階で、この会社は三つの違法行為をしてるんですけどねー。

 その一、名乗らない。
 その二、勧誘目的である旨を明示しない。
 その三、一度断られた相手に同じ目的で電話をかける。

 はっきり言いましょう。
 敵の目的は「投資用マンション」のセールスでした。
 リニア新幹線のルートが確定したので、今のうちに沿線の土地にマンションを建てれば高騰確実。絶対に儲かるから投資しろ。
 というヨタ話ですよ。

 松茸の繁殖地がそうであるように、絶対に儲かる話であればあるほど他人には教えないものです。
 絶対に大儲けできるなら、借金してでも自分だけでこっそり進めるものです。て言うか、私なら秘密裏に動きます(笑)。
 物語で「オレ、宝の地図持ってんだぜ」と見せびらかすキャラは詐欺師かバカか、どちらかの役割です。

 電話勧誘が扱う商品・サービスに、まっとうなものなどありません。まっとうでないからこそ、一方的に電話をかけて、しつこく売り込むわけですからね。
 ぶっちゃけ、電話勧誘する会社も、そこで働いている連中も、ゴミクズ以下だと思います。

 ったく、これが電脳社会なら攻性防壁送り込んで脳味噌焼いてやるんだが。

 以下は正直言って、省庁が「仕事をしている」とするための言い訳程度のページですが、いちおうリンクを張っておきます。

http://www.mlit.go.jp/about/oshirase_index.html

 実際には、被害を被っている本人が法律に強くなるしか確実な対処方法はないんですけどね(お金持ちさんなら、腕の良い弁護士と顧問契約するのがベスト)。
 それよりも一番求められるのは法律で勧誘電話を一律禁止することですが、やらんでしょうなぁ。まあ、仮に違法化されても、連中は用語や手続きを変えたり(「販売」だの「勧誘」だの言わず、「ご案内」とか「ご紹介」とか言う手法などね)して続けるでしょうし……。