(旧暦 卯月五日)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150522-00010000-dime-bus_all

 まったくもって、このとおりだと思うのです。

 しかしながら記事中にある「ある大手メーカーの幹部」の言葉(にしても身も蓋もない酷すぎる言葉だ。メーカー名を知りたいよ!)で判るように、日本のメーカーは自社製品が文化を担うということに気づいていないのです。そも、工業製品が文化になる、ということを理解していないようなのです。
 メーカーがこんな姿勢で、はたして「モノづくり日本」を名乗れるものかと、おおいに疑問が沸いてくるのです。
 欧州の著名ブランドは、自社製品のサポートを長期に渡って続けているというのに。
 北米でも、例えばあのジッポー・ライターは永年保障だというのに(これは製品が、まったく“モデルチェンジ”していない、という事情もあるでしょうが)。
 それに比べて日本メーカーの態度ときたら……実に残念なことです。実に情けないことです。実に嘆かわしいことです。

 万々々が一、ジッポーが日本企業に買い取られたら、まっさきに永年保障を廃止すると思われ。
 日本、いや亜細亜の企業って、そーゆーものだよ。ここが欧米の考えかたと全然違う部分。