(旧暦 長月十九日)

 どこかで見た絵柄だと思ってましたが。
 キャラのデザインが『ゲイナー』や『エウレカ』の人でしたとさ。

 第三話まで観て、いまだ判りません。世界観とか勢力図とか。
 とりあえず判っているのは。

 宇宙世紀より後の物語。ザクやリックディアスが骨董品コレクションとして保存されており、それを見たパイロットが「前世紀の」と言っていたので、時代区分としては宇宙世紀の次の時代ということになるか。ちなみに、MSコックピットにエアバッグが採用されていたのは『逆シャア』と『V』だったと記憶している(『F91』は、どうだったっけ?)。案外と『V』から、さほど経っていないのかも……。でも、「アメリア」ってのは宇宙世紀にはなくて、『∀』に出てきた地名だよなぁ。なら、どっちかと言うと『∀』寄りの時代?
 学生風情が偉そうに講釈たれるほどなので、「宇宙世紀は人類の汚点」とでも教科書に書かれているっぽい。
 軌道エレベータを一国が管理、それゆえ独占が生じ、他国との軋轢になっている模様(主人公の母親が、軌道エレベータで入手する資源か何かを盾に圧力をかけるようなこと言ってた)。
 その軌道エレベータが何やら宗教的象徴にすらなっている様子で、かなり胡散臭い。かのウォール教団と、いい勝負かもしれん(苦笑)。
 主人公側のMSが、まるで『00』のティエレンみたくゴツゴツしていて、とても宇宙世紀より進歩した技術とは思えない。海賊側MSがド・ダイっぽいメカに乗って飛んでるのも、宇宙世紀と変わらん。どうなってんの?
 ミノフスキー粒子の散布が、あいかわらず戦略として成立している。つーか、ミノフスキー粒子って、この時代にも、まだ消えてないんだ。

 こんなトコかな。
 もっと話が進まないと、さっぱり見えてこないのも、富野作品の色かもしれませんね。

 操縦席が便座でもあるのは画期的かもしれん(笑)。
 あれが宇宙世紀にあれば、オデロだって、お漏らしせずにすんだものを(爆)。