もう、「朱ちゃん」とは呼べないな。
と思うほどに常守が大人ですね(ご学友とも、もうお茶とかしてないんだろうなぁ……あんなことあったし)。
一年半経っているとのことで、前作最終回に登場した新人くんが、やたら生意気になっててムカつきました(笑)。
まあ、配属されてから一年半となると、本人も「一人前」という自負があるのでしょう。つまりは、そろそろ人死にを出すくらいのでっかいミスをやらかしかねん頃だということ。たぶん、その意図でのあの生意気さだと思う。
(手前勝手な想像ですが、この後輩くんのミスが最初の山場で、次の山場が、濁るはずのない常守の色相が濁る、って展開じゃないかな。で、そのあたりで狡噛の再登場、とかね♪)
それと、配属されたばかりらしい執行官二人。
彼らが何者なのか? ですね。フツーに執行官なのか“爆弾”なのか潜在的敵なのか。
ギノさんたちは常守の良きサポートをしてくれているようで、そこはかなりの安心材料ですね。
第一話早々に、とんでも御殿な展開、来ましたね。
ドミネーターって欠陥品だとしか思えませんよ、もう。何あの、監視官の手に自分の手ェあてがっただけでユーザー認証が有効だなんて。そんな簡単なことでドミネーターの横取り利用ができるのなら、とっくに誰かやっててくれよー、って感じ。槙島とか知恵者だったしサー。
ところで一期でも、よー判らんかったのですが。
ドミネーターって、どういった類の銃器なんでしょう。
実弾銃でないのは、「ノン・リーサル」「リーサル」「デストロイ」と容易にモード・チェンジできることから明白ですが。
では、銃口から撃ち出しているのは何なんでしょ?
機械に対する破壊力もハンドガンとしては桁違いの威力ですし、人体に対する殺傷力も半端ないです(かすっただけでもザックリ半身持ってかれますからねぇ……怖っ)。ついでに、射手の受ける反動も相当のもの。
反動があるってことは、撃ち出した“タマ”には質量があるということで。でも、モード・チェンジで威力の調整が容易にできるということは単純な物体とも思えない。
質量があって、なおかつ固体でない、ということかな?
だからって、水銀とかを直に撃ち出しても意味ないし(ちなみに、ヘミングウェイ氏などなどが作品中に使っておられる「水銀弾」は非現実的アイテムであり、実在しません。いやまあ、作れば存在することにはなりますが、現実的に使い物になりません)。
うーん。安直すぎてアレだけど……プラズマとか? プラズマを弾丸状にできるのかどうかのSF考証は、私の頭ではとてもじゃないけど無理ですがね……はひ(ついでに言うと、UFO関連で悪い意味での著名人のお一人が「プラズマ兵器」なるものを主張してて、何となく嫌なんですけどねー、プラズマ弾なんて考えかたは)。
ただ、モードによって形状が不細工に変わる、あのシステム。あれを放熱目的と考えるなら、プラズマ弾という説は、けっこういけてるかもしれん。
さて。
『2』についての個人的な不安を申しますと。
一期のストーリが玄さんだったのに対し、二期は丁さんなのですよね。ここが、かなり心配。
この日記でも何度か触れておりますが、妖之佑の好みには、丁さんの本は相性最悪なのですよ。少なくとも、このかたが参加なさったアニメは、妖之佑にとっては、ほとんどがハズレでした。
もちろん、氏の作家としての実績・実力を否定するものでは決してなく、あくまでも好み・相性の問題なのです。
ですので、妖之佑個人にとっては『2』が地雷となる可能性、かなりあるものと、今から不安でなりません。