必死ですにゃ。

 以前、カスペルスキーを使っていた関係で、不本意ながらジャストシステムにメルアドを登録していました。

 そのメルアドに、ジャストシステムから弁解メールが来ましたよ。

 文面は真摯ですが。
 まあはっきり言って、反省しているからなどではなく、株価が急落したための対策にすぎないでしょう。企業に倫理道徳を求めるのは、まちがいだと思いますから、残念ながら。

 そもそも、住所氏名の個人情報が欲しかったら自分で集めろ、っての(この意味では、イベントでアンケートを多用していたベネッセの姿勢は正しい)。
 それをせず業者から買う。しかも、その業者は同業者から買ったものを転売している。
 分業と言えば聞こえは良いですが、これって「丸投げ」とも言いますよね。そりゃ無責任の温床になるわけです。

 丸投げと言えば。
 ニュースによれば、ベネッセの個人情報管理は子会社に任せており、受けた子会社は関連を持たない別会社にすべて委託していたそうで。
 それで情報管理が万全などと言っていたのでしょうかね。いちいちベネッセのプライバシー・ポリシーなど読んじゃいませんが、どうせ綺麗事の御託並べてるはずでしょう。顧客のかたがたこそ、お気の毒です。

 無料で景品が貰えるからって、安易に住所氏名なんぞ書かないようにするしかありますまい。「情報は転用しない」などと書かれてあっても、業界の構図を知れば知るほど信用できません。
 タダほど高い物はない。って言葉もありますし。