(旧暦 卯月十四日)

 日曜の朝日新聞朝刊に、在日韓国人に対するヘイトスピーチを取り上げた記事がありまして。
 当然、ヘイトスピーチを批判する内容なのですが。

 論点がズレている気がしました。

 記事では「マイナリティーに対する寛容さがない」という意味で結論付けていました。

 戦後間もない頃、昭和の中期〜末期なら、そうかもしれない。
 部落民問題もありますし、少数派に対する冷たさ・冷酷さは存在したと思う。

 が。
 今の状況は、まったく違うでしょ?
 特に若年層に増えた右側思考にせよ、いわゆるネトウヨ発言にせよ。
 何よりも中韓本国の姿勢が原因じゃありませんか!
 片や強硬な海洋進出政策で隣国と衝突ばかりを繰り返す侵略国家ぶり。
 片や「ウリジナル」とやらで、すべて自分たちの成果にしてしまう厚顔無恥さ。
 そして、ともにしつこい反日政策と反日発言。
 これらの醜悪な態度に危機感すら憶えて反応したのが、今のヘイトスピーチです。
 元々、日本は異邦人に寛大な国です。それがここまでになってしまったのは、中韓政府のせいです。

 朝日の記事は不勉強なのですかね。
 それとも意図的に無視したんですかね。

 妖之佑でも気がつく程度に判りやすく変な部分が、そのまま記事として出てしまうあたり、なんだかな〜と思うのでありました。