(旧暦 睦月廿六日)

 そして今日は桜ミクが届いた。
 何この淡く気高い色遣い。
 これは、うちの御本尊になっていただいてもいいレベルですな♪



 というわけで。
 昨日に続き玩具ネタで恐縮ですが、ちと気になることがありまして。


 玩具メーカーのやまとが、どうも倒産したのではないか、という話が出てます。ホームページは 404エラーですし、聞くところによると電話をかけても誰も出んわ。
 倒産とか解散なら、そう言えばいいだけのことで、何らアナウンスがなく沈黙というのが少しきな臭いですね。
 ゴタゴタがないと、いいのですが。なにせ、やまとと言えば『マクロス』シリーズの主役メカ、バルキリーの完全変形玩具ですからね。
 バルキリーの変形玩具は各社から出ていましたが、やまと製品は別格という印象があります。特にお値段(笑)。いや、冗談でなく価格には理由があったと思います。なにせ、バルキリー独特のスタイルであるガウォーク形態にて、足を「ハの字」に開けるのは、やまとだけだったと思いますから。近年、バンダイからDX超合金 VF-25 が出るまで、「ハの字」は、やまとの独壇場だったはず。
 そして、これも近年バンダイのDX超合金が出ましたが、かつては完全変形のケーニッヒモンスターと言えば、やまとしかなかった。某オクで、すんごい高値になってたこともあります。
 もう一つ言うなら、1/12スケールという、とんでも御殿なサイズと価格で『ボトムズ』のスコープドッグを出したことですね。通称「やまタコ」。それまで、ほぼタカラの独占市場だったボトムズに見事な投石をしてくれました(個人的には、それまで 1/24スケール主流だったタカラが 1/18スケールでデュアルモデル・ツヴァイなる代物を出した理由の一つなのではないかと思ってます。この変なサイズのせいで買うのやめたんだからな! そんな私は 1/24デュアルモデル持ち)。

 価格はお高いものの、それに見合った品を出してくる。
 これが、やまとに対する印象ですね。
 バルキリー然りケーニッヒモンスター然り、いつも後出しジャンケン的にバンダイが参入してきたのが商売に響いた点もあるのでしょうか。

 仮に本当に倒産したとしても、バルキリーに関しては別会社にすでに移行しているという話もあるのですが。
 とにかく沈黙は不安を煽るだけなので、きちんとアナウンスしていただきたいところですね。でないと根拠のない噂ばかりが先行する危険性もありますし。

 良品を作る会社が商売的に上手くいかない。
 これは日本の悪癖なのでしょうか。しょっちゅう、あるような気がします。
 真面目な人たちが真面目な仕事を安心して続けられる社会であってほしいものだと思います。
 でなければ悪貨が良貨を駆逐する世の中になっちまいますよ。