(旧暦 霜月三日)

 明日の選挙、投票したい政党・候補がいない。
 というかたも多いことだと思います。
 かく申す妖之佑も同様でございます。

 ですが。
 だからと言って「選挙に行かない」とか「白票にする」とかは×です。
 これは政治を政治家どもに全面委任するという意味になり、言わば白紙に実印を押して渡すような危険行為に他なりません。
 棄権組や白票組は今後、例え消費税が百%になろうとも国土が放射能まみれになろうとも徴兵制度が導入されようとも一切文句を言ってはいけません。だって、せっかくの政治にもの申す権利を自ら放棄したのですからね。

 棄権や白票が多いことを受け有効投票率が低いからといって政治家どもが国民の政治への無関心を反省すると思ったら大間違いです。
 かつて某M総理が言った「浮動層は選挙の当日、寝ててくれればいい」という台詞に政治家の本音が顕れています。連中は服従する愚民が欲しいのですよ。
 そんなことを許してはいけません。

 では、どうればいいのか?
 定番の方法としては「どいつもこいつも酷すぎるが、とにかく中で最もマシな奴を選ぶ」というのがあります。
 これは、団栗の背比べ状態の今、判りにくいかもしれません。
 妖之佑のやりかたは「ゴミどもの中でも一番大嫌いな政党・政治家が最も嫌がる対抗政党・対抗政治家に入れる」というものです。一種のネガティヴ票・マイナス票として選挙権を使うわけですね。

 とにかく。
 棄権・白票だけは、やめにしましょうよ。
 ね。