(旧暦 閏弥生廿一日)

 矢吹丈がトクホ商品のCMにご出演ですね。
 しかしながら、あれがボクサーの体作りに良いとは、そして白木葉子がガラス越しに涎を垂らすほど旨いとは、どうしても思えないのです。

 つか、トクホそのものが信頼に値しないのは、エコナの例で明らかです。

 糖分を摂らずに済む甘味だの。
 脂質を摂らずに済む脂だの。
 どんだけ脂質を口にしても吸収されないだの。

 発想が不純ですし不自然ですよ。
 その歪みの中に、怖い怖い罠があっても不思議じゃない。

 ダイエット・コーラの類によく使用されている人工甘味料アスパルテームは、とにかく不味い。アスパルテームの甘味を体が拒否するのを実感できていたのかもです。
 原料を知らずに口にしたチョコレートが、あまりに不味いので表示を見たらアスパルテームが入ってた、ということもありました。

 甘い物を欲するのは体がカロリーを求めているから。
 そこにカロリー0の甘味を与えれば、体が混乱するのはあたりまえです。例えるなら、処理できない情報を入力されたコンピューターのようになってしまっているのですよ。
 にもかかわらず健康に良いと言う連中の精神を疑います。

 かつての実例を見ても。
 チクロ然り、サッカリン然り。
 人工甘味料にロクなものはなし、なのです。

 そう言えば、喪黒福造もトクホ商品のCMにご出演ですが。
 喪黒は元々が悪人だからいいとしても、共演の猪木さんには何かあった場合には責任が発生するんじゃありませんかね。



 猪木さんと言えば、イノキング。
 あのゲーム会社だけでなく、携帯電話のゲーム会社全般に対し違法商売の疑いがかかってますね(各社、慌てて廃止を公言しましたがね。違法性を認めたというのであれば今までの不当な利益はすべてユーザーに返却すべきでしょう。違法でないのなら廃止する理由がないですしねぇ)。
 元々、重課金がらみのトラブルが多く報告されている業界でもありますよね。
 そういった会社のCMに出演している猪木さんや TOKIO の責任というものも存在するのではないかと思います。

 小麦アレルギーを引き起こした悪質美容石鹸も、たしか有名人が広告してませんでした?

 著名人のCM出演には、その商品・サービスに違法性や危険性があった場合、道義的責任だけでなく法的責任をも負わせるべきだと思います。ビジネスとは言え「広告塔」となるわけですからね。
 だからこそ、出演するCMについては、その内容をきちんと吟味すべきだと。自分自身が、その商品・サービスを良い物だと考えたうえで出演すべきだと。そう思います。

 原発推進CMに出演した事に対する反省って、してないんですかね、各芸能事務所は。