ここ数年はバタバタが続いていたため(実のところ未だに続いている)、サボテンと多肉植物の植え替えをサボっておりました。
それでも、さすがに放置が過ぎるだろ(何鉢かは枯らしてたし……)、ということで一念発起、超久々に植え替えを断行しました。
きつい。
腰が痛い。
指も痛い。サボテンの棘にやられた。
知ってる人には常識なのですが。
知らない人のために言っておこう。
知らない人だと、太い棘のサボテンを見て警戒するわけですが。
実は細くて目立たない棘のほうが厄介で面倒なのですよ。
いえ、もちろん太い棘のやつをいじる際には、ちゃんとした手袋は必須です。これがないとブスリと痛い目を見ます。
ただね。
それ以上にウザいのが、ウチワサボテン(オプンチア系)の、見た目が毛のように細い棘なのです。
こいつら、細いクセに痛いし、そもそもチョイと触っただけで本体から外れる、つーか、こっちに団体でくっついてきやがる。貼り付いたように皮膚にまつわりついて、下手に払おうとしようものなら刺さる。しかも細くて千切れやすいので完全には抜けない。何もないように見えても、先端が残っててチクチクしつこい。指先だとマジであれこれに滞りが出るレベル。手袋してるからと油断すると、手袋を外して何かの作業をしてまた着けたとき……そいつらが中に侵入して手袋の中で刺さってくる。
もー、踏んだり蹴ったりですよ。
オプンチアだけは手袋に頼らず割り箸などで持つに徹したほうがいいかもしれません。とにかく一度刺さると長引きます(解決には、腕の良い職人さんによる精度の高い毛抜きと、ルーペやルーペ付き作業台が必要)。
まあ、慣れたかたですと気にならないらしいんですけどね。信じられないことに。
あの人たちはゾウガメ並みなんだろうか(笑)。