『アイアンシェフ』打ち切り。
あたりまえだっつーの。
あの冒頭。
「審議員」を自称する芸能人が挑戦者の店を訪問するくだり。芸能人によるグルメ番組と代わり映え一切なし。
グルメ紹介番組ってのは旅番組同様タイアップ企画なので、もっとも安上がりな番組なのは周知の事実。つまり『アイアンシェフ』を名乗るには絵が安っぽすぎるってこと。
『アイアンシェフ』は演出ごとに、いちいち激しい勘違を犯している。
結果、ことごとく雰囲気作りに失敗している。
思えば鹿賀主宰は偉大だった。雰囲気作りに見事に貢献なさってたからね。
その鹿賀主宰を自ら葬り去った時点で『料理の鉄人』は完結したのだと、なぜフジは判らない?
美食アカデミーとキッチン・スタジアムは非現実世界でなければならないというのに。
そこを理解していない時点で、『アイアンシェフ』は現実路線まっしぐらの『TVチャンピオン』には絶対に勝てない。無論、『料理の鉄人』にも遠く及ばない。
ついでに言えば『料理の鉄人』は深夜枠で、しかも三十分番組だったということをフジは、ついに思い出さなかったようだね。
ゴールデン枠で六十分なんて無茶が過ぎたのだよ。
半年で終了という予想が見事に的中したか(打ち切り報道はゲンダイの記事なので、事実かどうか未確認に近い状態だけどね……笑)。
SL名古屋駅の出口。