天しゃ (旧暦 卯月十三日)

 映画のプロモでしょう。
 TV版『BLOOD-C』の総集編を二週に渡って、やってました。

 途中に挿入される映画告知CMのほうは、さすがに予告編クオリティですね。
 ものすごく面白そうな期待値だけは与えてくれます。

 そして。
 墨入れだらけで興醒めだったTV版に比べ、映画はPG12指定ということで。
 容赦なく、スプラッタ・ホラーをやってくれそうです。
(スプラッタは好きではありませんが、制作の意図がスプラッタなのに、わざわざボカシを入れるくらいなら、「そもそも作るな」と言いたい)

 期待値は、あるものの。
 TV版の、あの「結末は映画で」という姿勢が気に入らないのは、今でもです。
 なので映画館に足を運ぶ気は、ありません。観てみたいですけどね。
 これが、東京での決戦をTV第二期でというのなら、一期が尻切れでも何も文句はなかったんですよ。

 何年か前、TV地上波で久々に復活した『スレイヤーズ』の新作『スレイヤーズ REVOLUTION』が、やはり酷い尻切れで。
 全編に敷かれた伏線すべて AT-X 放送の続編『スレイヤーズ EVOLUTION-R』に丸投げという悪質さでした。
スレイヤーズ』の看板頼みに、AT-X の契約を増やそうとでもしたのか? とさえ思えてくる。

 メディアを跨ること前提の尻切れ最終回は、絶対に許すべきではないと思います。

 おのれ、ディケイド!