(旧暦 神無月廿七日)

 バイクで殴るって斬新すぎる♪

 爺さんは裏などなく良い人でした。むしろ立派な人でした。いや疑って悪かった。
 ここで殉職かと思いましたが、英寿の台詞がありましたからね。
 あの台詞を活かすなら、爺さんは死なずに次回でドクター・ストップが妥当でしょう。

  ゲームから脱落した者は、
  デザイアカードに記載した
  理想を願う心を失う。

 なるほど。だから景和も祢音も、微妙に変化してたわけですか。
 つか、これってかなりの参加リスクじゃね?
 たいていの人は一番の願いを書き込むからね。つまり、その人の根幹に近いものを抵当にして参戦する。
 しかも命までかかってるし……ヤバいゲームだこれ。
 リピーターとしては、前回と同じ願いを書くのがリスクを増やさないコツか。

 ツムリはギロリがマスターと知っていました。
 そうなると逆に、ギロリがわざわざコンシェルジュとしてライダーたちと接する理由が判らなくなる。
 顔を隠してマスターやるくらいなら、人前に出なきゃいいじゃんよ。

 で、そんなギロリも我慢の限界だったようで(笑)。

「死ぬまでDGPに参加できる」
「働かなくても暮らせる」
「世界スターに」
「DGP運営と家族に」
「DGPスタッフに」

 ふむふむ。
 英寿は、運営の神経逆撫でしつつ、着実に運営の懐を狙ってますね。
 つか、これだと「西暦元年から」って言ってたのは、さすがに大嘘だったな。コンコン♪

 英寿がDGPと敵対的になったのは、「母親に会いたい」という願いが無効だったから。
 これでDGPそのものを疑うようになったわけですね。DGPが母親(の失踪?)と何らかの関わりを持っていると。

 親と言えば、祢音の父親もDGPと関係がある様子で。
 財閥ってことなので、DGPは社会と深く繋がっているのかもですね。要するに、政財界の真の大物たちはDGPのことをご承知だと。
 まあ、世界を再構築するくらいだから、根は深いよな。

 もう一つ。
 パンクジャックだけでなく、やっぱりジャマトそのものがギロリの差し金でした。
 何あの温室。ジャマトが実るとかキモすぎる。
 しかも、貝塚のように積まれたIDコア。あれは犠牲者たちの物に違いなく……。

 つまりは、ジャマトの脅威とやらの段階から、すべてがギロリの仕込み。
 世界の危機と言う自作自演によってライダーたち犠牲者を参戦させて、さて何が目的なのか。デザ神が蠱毒というわけでもなさそうですし。
 少なくとも、犠牲者たちはジャマトの餌になってそうで。でも、ジャマト育成がDGPの目的とは考えにくい。
 ひょっとして、世界の再構築を繰り返すことそのものが目的なのかな。

 で、そこにきて。
 ジャマトの栽培係が、どうやら造反した様子で。同じこと繰り返してて、飽きたんだろーか?
 ツムリはツムリで、ギーツ排除に動くギロリと違い、運営は中立であるべきと、こだわってるし。

 ギーツは運営によってゲームから排除の危機。
 その運営は内部亀裂の予感。

 長く続いていたと思われるDGPが転換期を迎える。
 そういうことかな。

 次回。
 タイクーンが復帰しそうですね。
 前回、道長が爺さんのゾンビバックルを半ば騙してニンジャバックルと交換させたのが、まさかの布石だったとは。
 闘えない爺さんのニンジャを景和が貰って復帰する流れかな。



 冬の映画に龍騎が参戦とは聞いてましたが。
 リュウガとナイトと、まさかの王蛇まで!?
 あの3ショットの意味が不明すぎます。
 うわ気になるわー。