上弦、一粒万倍日、三隣亡 (旧暦 神無月八日)

 
 『1日外出録ハンチョウ 14』
  福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也/ヤンマガKC


 漫画の初投稿(つか持ち込み)から応募、選外までの流れ。かなりリアルな感じで。
 これを何度も繰り返して耐え続けて、しぶとく残った者にしか、デビューは訪れないんでしょうね。
 しかも、デビューできても、それで終わる人が大半……。
 面白くても、絵や構成が上手くても、それでもダメってのが、スポーツなどなどの数値記録と違う意味で難しいですね。

 文具屋と画材屋は見てるだけで楽しい。これ真実。
 柳内さんの言葉も、また真理。壁……あるよなあ。

「オトンオカンオトンオカン」は認めない。
「じょしっ、だんしっ、じょしっ、だんしっ」でないと。

 ワンオペで、しかもいちいち注文取る方式は絶対ダメだ。
 最低限、食券制でなおかつカウンターのみかセルフサービスにしようよ。
 て言うか、そもそも屋台とか席数一桁の店とかでない限り、ワンオペは禁止にすべぎだ。と本気で思う。
 ギリ。注文の扱いがアナログだったら、お客を大幅に待たせてでも無理矢理にでも、何とか対応できる。IT式はエラーが出ると、どもならんから始末が悪い。
 経営者陣は書類の数字ばかり見るんじゃなくて、自身で一ヶ月ほどワンオペしてみたらいい。そうしないと判らないことは山ほどあるぞ。

 私はホラーなど絶対に観ない。

 憧れの品を買うまでの過程が最も大切。
 これは判りますなあ。
 カタログ眺めて品定めしているときのほうが楽しい。
 これが特に長期に渡ってのことだと、目的と手段の優先順位が入れ替わってしまうんですよね。買っちまうと、それで終わりになりかねない。
 だから、コレクターってキリがないんでしょうね。

 良い店、良い品ほど、時代の変化についていけず、消えてしまう。
 これもまた現実。

 ところで、カバー絵の意味がさっぱり判らないんですが?