「部下の失態は上の者の責任」
「それは上の者が部下の責任を取るために発する言葉であって下の者に責任を押し付けるためのものではない」
さすがモモンガさん。察するに、ブラック上司に散々振り回されてましたね。
無能ほど、自分に都合の良い解釈だけをして乱用しますからね。
「お客様は神様」も同類で、これはもてなす側の言葉であって、まちがっても客が口にすべき言葉じゃない。
しかしながら世の中には馬鹿の何と多いことか。
で、想定外すぎる大馬鹿者が、やらかしたらしい。
何が「完璧な計画」だよ。首謀者バレバレやん。アルベドさんだけでなく、ザナック殿下にも。
しかも、食糧を強奪された魔導国が黙ってスルーすると思うあたり、確かに想像を絶する馬鹿だわ。
で、当然の結果としてナザリックの総意は……。
何せ、セバスさんら一部を除き、「人間の扱い？ 迷ったらコロそう」がデフォルト思考の者たちで構成された組織ですからなー。
果たして王様の首一つで済むものかどうか。
国家間問題がどう進もうと、馬鹿の命運は尽きましたな。
あと何日の命か……あ、いや違うな。たぶん長々と生かされるぞあの馬鹿。確か「ナザリックにおいて死は慈悲」だったはず。ということは…………。
ところで、どうでもいいことではあるんだけど。
会議でザナック殿下が読み上げていた魔導国からの抗議の書状って、もしかして聖王国産の羊皮紙ですかね？
ザナック殿下、直に触れてるんですが。(;^_^A
ま、とりあえず。
不問に付されたヒルマさんには、よかったね、と言ってやりたい。
八本指も、すっかり仲良しグループになってるし。
ナザリックの拷問、怖えぇ。
いや、それにしても。
小事に言いがかりをつけて一方的に宣戦布告だの。
食糧ルートのトラブルを駆け引きに使うだの。
今のご時世にこれを放送できることが奇跡に思えてなりません。
思うに魔物がウヨウヨして魔法が飛び交う異世界だから問題視されずに済んだのかもですね。
これが現代か近未来の国際情勢を舞台にしたものだったら、各方面への忖度の結果、没になりかねない。たかが創作物にバカバカしい話だと思うけど、実際に時事に絡んで没にされた作品は枚挙に暇がないわけで。
