(旧暦 皐月十八日)

 
 『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 11』
  森田季節シバユウスケ・紅緒/ガンガンコミックスONLINE

 
 今回のカバー絵はエノさん。あとがきの絵もエノさん。
 本編に一コマしか出てないけど「エノさん推し」な巻。
 さすがに毎巻毎巻、家族が増えてったら、たまったもんじゃありませんからね。
 家族でないエノさんがカバー飾っても無問題でしょ。

 面白さで安定しているものの、やはりマンネリ感は拭えません。「姉妹結婚式」とかムリクリさが……。
 とは言え、大事件は、この作品にそぐわないですからねぇ。長く続くことの難しさでしょうか。
 つくづく『こち亀』は凄かった。と。

 個人的には、高原の家に少しの代謝があっていいと思うんですけどね。増えるだけでなく減ることも必要。
 結婚式エピソードをやるなら、誰か一人、ガチで結婚して高原の家から巣立つ、でもいいんじゃないかと。
 それでまた小事件で新しい家族が増える。
こち亀』みたく新キャラを次々と、何なら古株もザックリ使い捨てる潔さがないなら、適度に代謝させないと、膨らむばかりで収拾つかなくなります。
 ホント、公園前派出所なんて、飼ってた犬も知らぬ間にいなくなってるし、レギュラーだった戸塚さんや寺井さんも気づけば出てこなくなってたり。新キャラでも警官だと公園前に配属された形が多いにも関わらず、次から出てこないパターンが多い。元捜査課の爺さんもそのまま消えちまってたり(この爺さんのことは両さんも劇中でズバリ言及してた♪)。
こち亀』のは開き直りのレベルですが。
 高原の家にも、適度な入れ替わりがあるべきだと思うんですよね。出て行ったからって、世界からいなくなるわけじゃない。ときどき帰ってくればいいだけのこと。何なら「結婚してみたらクズだったから、ただいま」でもいいと思う(爆)。
 そうでないなら、それこそ開き直って高原の家を大所帯の宝塚にするしかないです。

 宝塚と言えば。
 あの悪霊だけの国家。なんでか♀しかいませんよね。
 あれって、♂国民はすべて未練無く成仏したってことでOK?

 キュアリーナさんの展覧会は、ちょっと行ってみたい。自分の防御力を試してみたい。
 キュアリーナさん、けっこうお茶目で、好きなキャラなんですよね♪