あの年は「3G対決」と言われた年末映画の当たり年でしたね。
『ゴジラ(84)』、『グレムリン』、そして『ゴーストバスターズ』。
明けて春には『ネバーエンディング・ストーリー』もありましたし。楽しい映画の多い時期でした。
ゴーストバスターズの退治方法が機械で吸引&閉じ込める。ってのが如何にもなアメリカ的で笑ったものです。電力切れたら終わりだし(苦笑)。
日本なら悪霊を説得とか説教とかしますからね。
この映画の影響でか、日本でガチにゴーストバスターズを起業したアブナイ連中も確かいたような。
幽霊を探索して水に溶かして封印するって、実に怪しい商売だった記憶が……。やるほうもやるほうだけど、依頼するほうがダメだろあれは。
映画のゴーストバスターズは元学者で学術的根拠(劇中設定での)に基づく退治方法だからいいけど。日本のそれは科学的根拠皆無で、あまっさえ霊能者でもなかったんだから。
なお、霊能の方向で解決する人々のことを「ゴーストバスターズ」と呼ぶのは、個人的には同意しかねます。
ついでに言うと、よく「除霊」と言いますが、日本で行われるのは主に「浄霊」です。字の意味が全然違うので、ご注意をば。