とある神社が、近所の商店相手に両替を始めた。
という記事を読みまして。
「神社が商売かよ」
などという否定意見がある一方。
「これは銀行に対する見事な挑戦」
という肯定的な声も多く。
妖之佑は肯定派・賛成派ですね。
神社佛閣は小銭が集まりすぎる。
商店は大量の釣り銭を必要とする。
需要と供給が一致します。だから両者の直接取引は効率が良い。
そこに割り入って少なくない手数料を両者から横取るのが金融機関なのですから、件の神社の姿勢は批判されるものではないと思います。
いえね。銀行の手間を考えると手数料も仕方ないとは思いますよ。
でも、それでも両替すると元本割れするってのは何か歪んでます歪みすぎてます。
なので、「これはキャッシュレスを目論む政府の陰謀ではないのか」という推論も、あながち外れてはいないのかもしれない、とまでね♪
そもそもチョンマゲ時代、両替商というのはお金を動かすたびにアブク銭が入ってくるウハウハな商売で、悪徳商人の鑑でした。
何も生産しないのに大量の稼ぎを得るうえ、武士も商人も頭が上がらない。あまっさえ幕府の発行した小判の質にケチを付けて両替率を勝手に決める(要は、小判を引き受けるときは買い叩く、小判で出すときは額面を優先する)のですから、世間から悪口言われて当然でしょう。
現代の金融機関がそう言われることのないよう願ってますよ。
とりま、件の神社に皆、続けー!
お札で賽銭出したくないケチな庶民でなおかつ賽銭の電子化が気に入らない人なもので。はい。