小つち (旧暦 神無月廿二日)

 ついで話に言うけど。

 公傷制度、復活させません?
 本場所の土俵上で怪我をした場合、公傷が適用されて次の場所に限って全休でも番付が下がらないという救済措置。
 これが無いと、力士も親方も無理な選択をしがちです。結果、力士寿命を縮めることに。

 廃止の理由は、たいした怪我でもないのに公傷制度を利用するバカが増えたこと、ですが。
 そんなの、審査をきちんとやれば済むことです。

 どうも脳筋デブの組織は論理的思考回路に欠けているようで。

 力士が土俵に上がるとき身に付けて良いのは、まわし、さがり、そして髷を結っている糸だけ。
 という決まりもあるのですが、現実にはバンデージやサポーターが横行している。足の怪我に特例で足袋を認めたら、次から次へと足袋を履いた力士が土俵に上がることに。
 前例に引っ張られることなく、それぞれのケースできっちり判断すればいいことです。原則はサポータ等々は禁止。横綱白鳳は、それを無視するばかりか、その下にガチガチに……おっと呼び鈴か?

 基準が無いなら作ればいい。
 判断できる者がいないなら、専門家を雇えばいい。

 公傷制度を廃止したのが、現役時代に公傷で助けられていた親方衆という皮肉。
 アホらしわ。